NTTドコモとライムライト
2021-11-01 11:00:24
NTTドコモがライムライトとの連携を強化し次世代メディアを提供へ
NTTドコモがライムライト・ネットワークスと提携
2021年11月、NTTドコモはオンラインコンテンツとメディアサービスの未来を見据え、ライムライト・ネットワークス(Limelight Networks, Inc.)との提携を発表しました。この提携により、NTTドコモはライムライトのEdgeXtendを利用して、日本全国の視聴者に対するコンテンツ配信を一層強化していきます。
EdgeXtendの導入による影響
ライムライトのEdgeXtendは、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)を通じて、13種類のサービスから成るコンテンツをキャッシュし、遠くのサーバーからのアクセスを減少させることで、配信コストを大幅にカットします。これにより、NTTドコモは顧客に対するサービスの質を向上させることが可能になります。さらに、ローカルシステムからのコンテンツ提供により、遅延を最小限に抑え、ユーザーが高品質な体験を享受できるようにしています。
パフォーマンス向上のための取り組み
NTTドコモは、ライムライトのCDNソフトウェアとEdge Cacheハードウェアを自社ネットワークに導入。これにより、ストリーミングビデオ配信のパフォーマンスが大幅に向上し、トラフィックの優先順位をつけることも簡単になります。また、トラフィック管理に関する効率が改善されることで、より多くのユーザーに安定した配信が行えるようになります。
利用者体験を最優先に
NTTドコモのサービスデザイン部の部長、伊藤孝史氏は、「ライムライトの高性能キャッシュを活用することで、コスト削減や顧客体験の向上を実現し、ビジネスの成長にもつながる」と強調しました。これは、ただのテクノロジーの導入に留まらず、顧客の視点を重視したアプローチがなければ成功しえないことを示しています。
ライムライトの役割
ライムライト・ネットワークスの日本法人代表、田所隆幸氏もこの提携による影響に期待を寄せ、「地元のエンドユーザーに向けて価値の高いストリーミング動画を配信できることは、次世代メディアサービスからの新たなビジネスチャンスを生む実例となる」と述べました。ライムライトは、スポーツイベントのライブストリーミングや映画の公開、新しいモバイルアプリのダウンロードなど、さまざまなシーンでの高品質なデジタル体験を提供してきました。
まとめ
今回の提携により、NTTドコモはライムライトの技術を活用し、効率的なコンテンツ配信体制を構築。顧客が満足できるユーザーエクスペリエンスを提供し、新たな収益機会を見出すことへの期待が高まっています。デジタルコンテンツの未来を形作るこの取り組みが、今後どのような影響を持つのか注目されます。
会社情報
- 会社名
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ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン14階
- 電話番号
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