新型リスニングヘッドフォン
2025-09-19 14:13:00

阿波藍染ハードメイプルを用いた新型リスニングヘッドフォン登場

阿波藍染めハードメイプルハウジングのT60RPmk2ai



フォスター電機株式会社のフォステクスカンパニーから、期待の新製品「T60RPmk2ai」が10月上旬に発売されます。このモデルは、50年の歴史を持つフォステクスの技術を駆使した最高峰のリスニングヘッドフォンです。

1. 伝統工芸と音響技術の融合


T60RPmk2aiのハウジングには、日本の伝統染料である阿波藍を用いたハードメイプルが使われています。熟練した職人によって、深い藍色が施されたこの材質は、音響的にも優れており、低音は充実しながらも高音域はクリアに再生される特性があります。これにより、音質の良さを実感できることでしょう。

2. 高品質ドライバーの搭載


この製品には、独自の「RPドライバー」が使われています。RPテクノロジーは、音の再生において均一で安定した音質を保証するために設計されたもので、従来のモデルに比べて不必要な共振を抑え、精細な音の立ち上がりと立下がりを実現。音域も幅広く、優れた再現性を提供します。これによって、重低音から高音までのバランスが見事に取れた音質を実感できます。

3. 快適な装着感


リスニング時の快適さを追求した結果、T60RPmk2aiはオプションのUltrasuede®イヤーパッドを標準装備しています。このイヤーパッドは、通気性が良く、柔らかな肌触りを持ち、長時間使用しても不快感を感じさせません。また、低反発のアラウンドイヤー型設計により、フィット感も抜群です。

4. Bluetoothの導入


Bluetooth機能は搭載されていないものの、同モデルのリケーブル対応性が向上しています。これにより、有線の外部機器と接続しても問題なく使用できます。必要に応じてバランスケーブルへの変更も可能で、さらなる音質向上が期待できます。

5. 阿波藍染の背景


徳島県で生産される阿波藍は、その美しい染色が特長の天然素材です。この染色プロセスには、職人による手作業が不可欠で、木材を染めることにおいては多くの試行錯誤が行われてきました。藍色は、見た目の美しさだけでなく、音響特性にも良い影響を与えています。日本の伝統が息づくこの製品は、ただのヘッドフォンではなく、アートとしても楽しめる逸品です。特に、葛飾北斎の浮世絵に使用された藍でもあるため、文化的にも深い意味を持っています。

6. 仕様概要


  • - 型式: セミオープンダイナミック型
  • - ドライバー: RP方式平面振動板
  • - インピーダンス: 28 Ω
  • - 感度: 96 dB/mW
  • - 最大入力: 3,000 mW
  • - 周波数帯域: 10~40,000 Hz
  • - 質量: 約398 g
  • - ケーブル: φ3.5 mm(2極)ミニプラグ×2
  • - 付属品: 専用ポーチ、安全上の注意

7. 結論


T60RPmk2aiは、音質に妥協を許さない方々に特にお勧めのモデルです。伝統と革新が織り成す品質は、一度体験してみる価値があります。音楽の世界をさらに深く楽しむための相棒として、この新たなリスニング体験をお試しください。


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会社情報

会社名
フォスター電機株式会社
住所
東京都昭島市つつじが丘1-9-109
電話番号

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