潤工社、SEMICON Japan 2024で革新的ソリューションを発表
株式会社潤工社は、2024年12月11日(水)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される半導体産業の国際展示会「SEMICON Japan 2024」に出展します。近年、半導体製造業界では、製品の高精度化・高品質化に伴い、膨大なエネルギーと資源が必要となり、製造コストの高騰が大きな課題となっています。
潤工社は、長年にわたる半導体業界への貢献と培ってきた高度な技術を活かし、この課題解決に挑みます。同社ブース(東展示棟7ホール No.7108)では、エネルギー効率の向上とコスト削減を実現する様々なソリューション製品を展示、提案します。40年以上にわたり半導体業界に世界最高水準のケーブル・チューブを提供してきた潤工社ならではの、高品質へのこだわりが感じられる展示内容となっています。
潤工社のソリューション:半導体製造の未来を支える3つの柱
潤工社は、以下の3つの柱を軸に、半導体製造プロセスの最適化を目指したソリューションを提供します。
1. エネルギー効率向上:廃熱回収によるコスト削減
電力需要の増加と電気代の高騰は、半導体メーカーにとって大きなコスト負担となっています。そこで潤工社は、廃熱を回収し再利用することでエネルギー効率を向上させる熱交換器を提案します。これにより、大幅なコスト削減と環境負荷の低減に貢献します。フッ素ポリマー熱交換器シェル&チューブシリーズや廃熱回収シリーズといった具体的な製品も展示されます。
2. リソース不足解消:無人監視による信頼性向上
半導体製造工程では、高度な専門知識とスキルを要する作業が多く存在します。人手不足や作業ミスによるリスクを軽減するため、潤工社は24時間無人監視と自動アラーム機能を備えた液漏れ検知システムを提供します。油や有機溶剤だけでなく、水、酸、アルカリ溶液にも対応可能な汎用性の高さも特徴です。これにより、作業の効率化と信頼性の向上を実現します。
3. 製造プロセス最適化:高性能ケーブルと脱気モジュール
半導体製造プロセスの効率化のため、潤工社は液中の気泡や溶存ガスを除去する脱気モジュール、プロセス中のパーティクルやアウトガスを抑制する超低アウトガスケーブルなど、様々なソリューションを提案します。これらの製品は、製造プロセスの安定化と製品の高品質化に貢献します。
潤工社について
1954年創業の潤工社は、「比類ない価値を創造し、社会を豊かに潤す」という理念のもと、フッ素ポリマーをはじめとするハイパフォーマンスポリマーの成形加工技術を駆使し、ワイヤ・ケーブル、チューブ・継手、フィルム、射出成形品などを提供しています。医療、半導体・精密機械、情報通信、環境・エネルギー、航空・宇宙など、幅広い分野で事業展開を行い、世界中で高い評価を得ています。日本、欧米、中国の8拠点に711人の社員を擁し、47の国と地域で事業を展開しています。160を超える特許を取得しており、その技術力の高さは世界的に認められています。
SEMICON Japan 2024への参加方法
SEMICON Japan 2024へのご来場には、事前参加登録が必要です。詳細はSEMICON Japan 2024公式ホームページをご確認ください。
潤工社のブースでは、担当者が丁寧に製品説明と技術相談に対応します。ぜひ、ご来場いただき、最先端の半導体製造ソリューションをご覧ください。