株式会社エイゾス、AI Summit London 2025でファイナリストに選出
茨城県つくば市を拠点とする株式会社エイゾスは、2025年6月11-12日に開催されるAI Summit London 2025のピッチコンテストにおいて、多数のスタートアップの中からファイナリストに選ばれたことを発表しました。この選出は、同社が開発したノーコードAI解析プラットフォーム「Multi-Sigma®」の高い汎用性と即応性を評価された結果です。エイゾスの代表取締役である河尻理恵子氏は、今回の成果に対して大きな自信を示しました。
欧州最大級テックイベントへの出展
エイゾスは、同時期に開催される「London Tech Week 2025」にも出展し、英国・EUの企業との商談を行いました。このイベントは、世界90カ国から約30,000人が集まる一大テックイベントであり、エイゾスはそこで多くの業界関係者と交流し、ネットワークを広げることに成功しました。
英国のAI市場への挑戦
英国は、スタートアップへの投資額が世界で3位に位置し、数多くのAI系ユニコーン企業が誕生しています。エイゾスは、AI技術を通じて英国企業の課題解決を目指し、今回のイベントに臨みました。特に「ノーコードで誰もがAIを使いこなす世界の実現」というビジョンに基づき、自社の技術を積極的にアピールしました。
ピッチコンテストでの高評価
ピッチコンテストでは、審査員から「プログラミング不要で即日AIデータ解析が行える点」と「ビジネス部門でも容易に運用できる」という点が高く評価されました。また、Explainable AI(XAI)を実装している点についても多くの関心を集め、質疑応答では特にこの点への質問が多く寄せられました。ファイナリストに選ばれることによって、エイゾスは国際的な存在感を強化し、欧米からの問い合わせが急増しています。
さらに進化するMulti-Sigma®
エイゾスが提供するMulti-Sigma®は、一般的なノーコードツールの限界を超え、同時に複数のアウトプットを解析し、さらに逆解析を行うことが可能なユニークなツールです。これにより、クライアントは業務に応じた独自のAIモデルを迅速に構築し、ビジネス課題を解決することができます。
UK市場進出の加速
イベントを通じて、エイゾスは英国企業との具体的な商談の機会も得ました。今後は、ますます増加する海外からの関心を活用し、データ解析支援を通じて英国市場での価値創出を進めていく方針です。
代表取締役のコメント
「AI Summit London 2025で日本発のスタートアップとしてファイナリストに選出されたことは、日本の技術力を国際的な舞台で示せた自信を持って捉えています。これを機に、より多くの企業と連携を深め、AI解析プラットフォームを世界中のユーザーへ届けたいです。」と河尻氏は語っています。
エイゾスは、今後もAI技術を通じてビジネスの変革を推進し、様々な市場での成長を目指していく姿勢を示しています。彼らの行動は、今後のAI業界においても注目されることでしょう。