障がい者自立を支援するアートコンテストの開催
全国の障がい者を対象としたアートコンテスト「Doronko パラリンアートカップ 2024」が、一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアートの主催で開催されることになりました。本企画は、障がい者の自立を後押しすることを目的としており、現役のプロアスリートたちが審査に関与する、唯一無二のコンテストです。これは、どろんこ会グループとの協力によるもので、同グループが「インクルーシブ保育のフロントランナー」としてスポーツを通じた障がい者支援を実現しています。
パラリンアートカップの概要
「パラリンアートカップ」は、2017年から始まり、当初はサッカーをテーマにしたアートコンテストとしてスタートしました。その後、日本バスケットボール選手会や日本ラグビーフットボール選手会、日本プロ野球選手会など、多くのスポーツ団体が加盟し、年々その規模を拡大しています。審査員には、著名なスポーツ選手やアーティストが名を連ねており、特に『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏や、元サッカー日本代表の北澤豪氏が審査に関与しています。
「Doronko パラリンアートカップ 2024」は、スポーツをテーマにしたアート作品を募集します。応募者は、選手や観客、スポーツ設備など、自由な発想でスポーツに関する作品を制作することが求められます。
イベントの詳細
- - 募集期間: 2024年7月20日(土)から2024年9月22日(日)
- - 応募資格: 障がいのある方(証明書が必要)
- - 表彰内容: グランプリ1作、準グランプリ2作、選手会賞など多数
- - 表彰式: 2024年12月4日(水)、浜離宮朝日ホールにて開催予定
応募方法は、公式サイトに設置された応募フォームから行えます。公式サイトには、詳細な情報が掲載されていますので、ぜひご確認ください。
パラリンアートの目指す未来
パラリンアートは、障がい者がアートを通して社会参加できる機会を提供するとともに、経済的な自立を支援する取り組みです。アート作品を企業や個人に提供し、その報酬がアーティストへ還元される仕組みを構築しています。この活動は、障がい者支援に新たな形を提供しており、約490名のアーティストが登録しています。
どろんこ会グループとの協力
どろんこ会グループは、全国で保育園や児童発達支援センターなど多様な施設を運営しており、次世代を育てる活動に力を入れています。彼らの理念に基づき、パラリンアートも多様性を尊重し、障がい者がアートを通じて自己表現できる場を提供していきます。
「Doronko パラリンアートカップ 2024」は、単なるアートコンテストではなく、障がい者アーティストが夢や目標を持ち、自分の可能性を広げるための舞台となることを目指しています。障がい者の自立を応援する本プロジェクトに、ぜひご注目ください。