白馬スキー場M&A成約
2025-10-02 16:35:04

白馬エリアのスノーリゾートが新たな経営体制へ - 株式会社Planetと株式会社河野のM&A成約

新たな挑戦、白馬エリアでのスノーリゾート運営



2025年10月1日、長野県白馬村にあるWR白馬さのさかスキー場にて、株式会社Planetと株式会社河野のM&A成約式が行われました。この成約は、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社の仲介により実現しました。

M&Aの背景


白馬村を舞台にスノーリゾート事業を展開してきた株式会社Planetと、創業144年の歴史を誇る株式会社河野の提携は、観光産業が危機に瀕している中で新たな展開を目指すものです。特に白馬エリアは、1998年の長野オリンピック以降、世界的に注目されるスノーリゾートとして知られています。しかし、運営母体の交代や施設の老朽化、人材不足といった課題が重なり、安定した運営が難しくなっています。特にWR白馬さのさかスキー場は、一時休業の宣告を受けるなど、地域の観光産業全体に影響を与える要因となっていました。

株式会社Planetは、このスキー場を運営しつつ、不動産開発にも力を入れてきました。反対に、株式会社河野はスキー連盟に関与し、自身のアルペンスキーの経験を通じて、スキー産業の再生に取り組む姿勢を強めてきました。両者は「スノーリゾートを世界水準に」という共通のビジョンから、今回のM&Aに至ったのです。

成約式の様子


成約式では、株式譲渡に関する書類の確認や記名も行われ、両社の代表がそろって記念撮影を行いました。遠くには美しい青木湖を背景にしながら、双方の新たな出発を祝う姿が印象的でした。

両社代表のコメント


株式会社Planetの代表取締役社長、遠星誠氏は「日本のスキー場は“スキーだけ”に閉じがちでしたが、WR白馬さのさかスキー場はそのポテンシャルを活かし、スキーを楽しむ人も楽しめない人も受け入れるスノーリゾートの創造を目指します」と抱負を語りました。

一方、株式会社河野の代表取締役社長、河野一哉氏は「白馬・青木湖という愛する場所に再生の手を差し伸べる運命的な出会いを感じております。このM&Aは、大きな挑戦の始まりです」と意気込みを示しました。

今後の展望


M&Aキャピタルパートナーズの部長、千田祐太郎氏もこの提携によって地域経済の活性化が期待されると述べ、今後も地域に根差した企業の成長を後押ししていくことを強調しました。そのためにも、白馬エリアのスノーリゾートが持つ潜在能力を最大限に引き出し、国内外の観光客にとって魅力的な場所となることが求められます。

この新たな提携がどのように進化していくのか、観光業界において注目が集まります。白馬という場所が、再び多くの人々に愛されるスノーリゾートとして生まれ変わることが期待されているのです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
住所
東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲セントラルタワー36階
電話番号
03-6770-4305

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。