持続可能な社会に向けたカカオの取り組み
2024年12月4日から6日まで、東京ビッグサイトで開催される「SDGs Week EXPO 2024」内の「エコプロ(第26回)」に、株式会社明治が出展することが決定しました。このイベントは、持続可能な社会を実現するための知識を小中高生に広めることを目的としており、子どもたちにカカオの原産国が抱える様々な社会問題を伝える機会となります。
明治は、約20年にわたってカカオの原産国に対する支援を行ってきた実績があり、その取り組みを通じて、児童労働や森林減少といった課題に直面している現状を伝え、持続可能な未来に向けた意識を育むことを目指しています。
カカオの生産過程を体験するコーナー
この展示会では、カカオの収穫から豆になるまでの工程や、その後どのようにチョコレートへと加工されるかの体験コーナーを設けています。来場者は、実際にカカオの実を収穫し、豆に加工する過程を学ぶことができるため、カカオ生産のリアルを実感することができます。このような体験を通じて、カカオの重要性やその背景にある社会問題について理解を深めてもらいます。
アップサイクル製品の展示
また、カカオ豆の皮を活用した新たな取り組みとして、アップサイクルの製品も展示予定です。例えば、ブランド「CACAO STYLE」からは、カカオ豆の皮であるカカオハスクを用いたさまざまな製品が紹介されます。これにより、チョコレートだけでなく、カカオがもたらす新たな可能性を探求することができます。さらに、観覧者が視覚的に学べるコーナーも設けられており、カカオの製造過程をリアルに体感できる内容となっています。
学習を通じて広がる未来の可能性
会場では、カカオに関連する学習帳やワードクイズの配布も予定されています。この学習帳は、カカオ産地が抱える社会問題についての啓発を行っている京都芸術大学の学生たちによる作品であり、マンガ形式で学ぶことができるため、わかりやすく面白い内容になっています。また、カカオがチョコレートになるまでの工程を理解する助けとなるワードクイズも配布され、楽しみながら学ぶことができます。
エコプロ(第26回)について
「エコプロ」は、産官学民の多様なステークホルダーが集まり、環境問題や持続可能な社会について議論する環境総合展です。日経新聞社などが主催し、入場は無料(事前登録が必要)で多くの人々が参加できるイベントとなっています。ぜひ、カカオを通じて未来を考える貴重な体験をお見逃しなく!
- - 会期: 2024年12月4日(水)~6日(金) 10:00〜17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト東ホール
- - 入場料: 無料(要登録)
詳しい情報は
こちらのリンクからご確認ください。