ヒグマと共存する町でのブランディングセミナー
2025年11月18日、イマジナ株式会社は、北海道の知床に位置する北こぶし知床ホテル&リゾートと共に、東京都内で「圧倒的な差別化と付加価値を生む地方ブランディング戦略」と題したセミナーを開催します。このセミナーでは、人口1,200人の過疎地域でありながら、ヒグマが出没する環境での「自然保護」と「黒字経営」を両立させた実績を持つ北こぶし知床ホテル&リゾートの具体的な事例を通じて、地域企業が直面する課題を解決する手法を紹介します。
開催の背景
近年、ヒグマの出没が全国各地で問題視されています。これは地方の人口減少が進んでいるため、山里から人がいなくなり、人と自然の距離が広がる構造的な課題が影響しています。地方創生を語る際、「経済再生」と「自然保護」はしばしば対立として扱われます。しかし、これらは両立可能であるべきです。多くの地方企業や自治体は具体的な実行方法を見出せずに苦しんでいます。
イマジナは、ブランディングやマーケティング戦略に特化した企業であり、地域における課題解決へ向けた支援を行っています。今回のセミナーは、これまでの知見を広め、地方の社会的問題を解決する手助けをすることを目的としています。
セミナーの特徴
1.
不可能を可能にしたモデル
北海道・知床半島ウトロ地区では、人口がわずか1,200人で、札幌まで車で約7時間という厳しい環境です。また、ヒグマが出没することも日常です。しかし、北こぶし知床ホテル&リゾートは、この逆境を逆手に取り、「自然保護が最高のブランドになる」という考えのもと、独自の経営モデルを構築しています。その成果には以下が含まれます:
- 低い離職率と高い社員満足度
- 国内外からの高い評価と多数のリピート顧客
- 観光による地域雇用創出
- 地域全体のブランド価値の向上と経済循環の実現
2.
現場からの実践知
代表の桑島大介氏が登壇し、理論ではなく現場での試行錯誤から導き出された具体的な経営手法を公開します。この内容には、以下が含まれます:
- 人材戦略:地方で「選ばれる企業」になるための方法
- ブランド戦略:制約を逆に活用する発想の転換
- 組織づくり:社員が誇りを持って働ける環境の整備
- 経営設計:地域の将来を見据えた収益化戦略
3.
全国に応用可能な実践モデル
知床という特異な環境で生み出された手法は、他の地方企業にも応用が可能です。参加者各自が自分の企業や地域に持ち帰る具体的な知見を得ることができます。
参加対象
このセミナーは以下の方々に特におすすめです:
- - 地方で事業を展開する経営者や経営幹部
- - 人材採用や定着に問題を抱える管理職
- - 地域ブランド戦略に悩む自治体関係者
- - 自然保護と経済活動の両立を考える方
- - 本質的なSDGs推進を目指す方
- - 地域での新規事業を考える方
開催概要
- - イベント名:圧倒的な差別化と付加価値を生む地方ブランディング戦略
- - 日時:2025年11月18日(火) 18:00-20:30(17:45開場)
- - 会場:東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル3階コングレスクエア日本橋ホールC
- - 登壇者:桑島大介氏(北こぶし知床ホテル&リゾート代表取締役)、桑島敏彦氏(専務取締役)、関野吉記(株式会社イマジナ代表取締役社長)
- - 参加費:無料
- - 申込:こちらから
会社情報
株式会社イマジナ
企業のブランディングとマーケティング戦略において、特に地方創生に寄与するブランド価値の創出を支援しています。地域の課題をビジネスに反映した実践的アプローチを提供しています。
北こぶし知床ホテル&リゾート
自然遺産として知られる知床半島に位置するリゾートホテルで、地域の雇用創出と自然保護を推進しています。
お問い合わせ
株式会社イマジナ
担当:青江美波
文殊:03-3511-5525
FAX:03-3511-8228
メール:
[email protected]