おとなりカンパニー、EPOCH事業への参加について
おとなりカンパニー株式会社はこのたび、文部科学省が推進する「先端研究基盤刷新事業(EPOCH)」の参画機関として、東海国立大学機構のプロジェクトに採択されました。具体的には、名古屋工業大学と連携し、研究設備やその扱い方を共有するための取り組みに協力することになります。
研究設備と技術者の情報を一元化
大学や研究機関では、多くの研究設備が各研究室で個別に管理されている状況です。それに対して、使用できる人の技術や経験は研究者や技術職員個人の中にそれぞれ蓄積されていますが、組織全体では把握しづらいという課題があります。
- - どこにどの設備があるのか、全体像が見えにくい
- - 使える人材が誰かも外部からは分かりづらい
- - 同じ用途の機器が複数の部署に散らばっている
- - 若手研究者が必要な設備や相談先の技術者を見つけるのが難しい
このような状況では、研究設備の共用は容易ではありません。設備が空いていても、それを使える人がいなければ機能しないため、設備と技術者の情報を統合的に管理することが求められます。
EPOCH事業の目的とは
EPOCHは、我が国の研究基盤の刷新を目指す文部科学省のプロジェクトであり、特に若手研究者の挑戦を促進するための環境整備を支援する取り組みです。この中で、人材も含めたコアファシリティの整備を強調しています。おとなりカンパニーは、こうした人材情報を液体エネルギーとしてシステムに組み込むことで、より効率的な情報基盤の構築に貢献します。
新たな共同研究環境の構築
今回のプロジェクトにおける当社の役割は、設備と人材のスキル情報を一元的に扱う仕組みを作ることです。具体的には、「何があるか」と「誰が扱えるか」を同時に検索できる状態を構築します。これにより、どちらの視点からもスムーズに情報へアクセスできるようになります。たとえば、特定の装置を使うための技術者を探すことや、その技術をもとに使える装置を探索することが可能になります。
加えて、スキルを組織の資産として記録することで、異動や退職による運用ノウハウの損失を防ぐことにもつながると期待しています。
プロジェクトの詳細
- - 事業名: 文部科学省 先端研究基盤刷新事業(EPOCH)
- - プロジェクト名: EPOCH 東海国立大学機構研究環境の新時代を開拓するイノベーションコアファシリティ
- - 連携大学: 名古屋工業大学
- - プロジェクト期間: 2023年度から2032年度(10年間)
今後の展望
おとなりカンパニーでは、アセットと人材のスキルを管理するためのプラットフォーム「おとなりGO」を展開しており、本プロジェクトでもその活用を進めます。大学や企業における研究開発現場はこの課題に直面しており、設備とスキルのネットワークを強化することで、両者が相互に benefit できる環境作りを目指していきます。
このプロジェクトは、大学だけでなく、多くの企業においても共通の課題として存在しているため、広範な分野における取組みが期待されています。
おとなりカンパニーについて
おとなりカンパニー株式会社は、東京都墨田区に本社を構え、組織が保有するアセットと人材のスキルを一元的に管理し、共用や活用を促進するプラットフォーム「おとなりGO」を開発中です。2026年9月には「おとなりGO」のプレリリース版を公開予定です。さらに詳細は、公式サイトをご覧ください。