ユアサ商事がFOOMA JAPAN 2025に出展
ユアサ商事株式会社(本社:東京都千代田区)は、2025年に東京で開催される「FOOMA JAPAN 2025」に出展することを発表しました。この展示会は、世界最大級の食品製造総合展として、さまざまな業界の新たな技術や製品が発表される場です。
出展の背景と目的
食品工場では、製造プロセスにおける課題に直面していることが多く、その解決に向けた技術やソリューションが求められています。ユアサ商事は、AIやIoT技術を併用した省人化や労働環境の改善に焦点を当てたソリューションを提案し、スマートファクトリー化を促進する役割を果たします。
注目の展示内容
ユアサ商事のブースでは、特に今展示会で初めて登場する次世代の開発ソリューションが紹介されます。
1. 瓶検査装置 F[ai]nd OUT BEX
この装置は、ライン上に設置されたカメラを利用して、瓶口と瓶底を撮影し、AIを駆使した良品学習による検査を行います。4000本/時間の高い処理能力を持っており、ヒビ・割れ・傷を迅速に判定することが可能です。特にリサイクル瓶のニーズが高まっている中で、この装置は重要な役割を果たすことでしょう。
2. 飲料異物検査装置 F[ai]nd OUT SP
こちらの装置は、ライン上で瓶を高速回転させることで異物を検知します。AIは泡や異物の動きを分析し、混入物の有無を測定します。1000~2000本/時間と高い生産性を誇るこのシステムは、製造現場における安心を提供するでしょう。
労働環境改善のための施策
ユアサ商事は、効率的な労働環境を実現するためのソリューションとして、以下のような技術も展示します。
ピッキング用自動搬送システム「ツインピック」
このシステムは実用新案を取得しており、既存のスペースを最大限活用して自動化を図ります。2種類のロボットを組み合わせ、物流上の課題を解決する内容です。
自律走行物流ロボット「THIRA ROBOTICS」
防水・防油機能を備えたこのロボットは、傾斜エリアでも運行可能で、工場内の運搬作業の省人化を促進します。
展示会の詳細
FOOMA JAPAN 2025は、2025年の6月10日から6月13日まで、東京ビックサイトの東1~8ホールで開催されます。ユアサ商事のブースは、東4ホール「4N-05」に位置しています。詳細な情報は
公式サイトで確認できます。
会社概要
ユアサ商事株式会社は、1919年に設立された歴史ある企業で、産業機器や工業機械をはじめ、様々な分野の製品を提供しています。代表者は田村博之社長で、東京都千代田区に本社を構えています。
さらなる技術革新と製造現場の効率化に向けて、ユアサ商事は今後も努力を続けていくことでしょう。