2024年格安SIM・スマホ満足度調査、イオンモバイルとIIJmioが王者に君臨

満足度の高い格安SIMとスマホ、再び王者の座に

2024年の格安SIMおよび格安スマホに関する顧客満足度調査が発表され、イオンモバイルが格安SIM部門で3年連続、IIJmioが格安スマホ部門で2度目の総合1位に輝きました。調査を実施したのは、株式会社oricon MEで、全国の利用者を対象に満足度を徹底的に分析しました。

イオンモバイル、驚異の3年連続1位

イオンモバイルは、評価項目のうち「加入手続き」、「プランの充実さ」、「サポートサービス」、「付帯サービス」の4項目で第一位を獲得。特に「サポートサービス」については顧客から高い評価を受けており、店舗での直接の相談や契約変更の手軽さが支持されています。また、特にプランの豊富さが特筆され、2年連続での1位はその証でしょう。

実際に利用している50代女性は、「店舗で直接質問できるのが良い」と語り、月額料金に満足している利用者も多数います。「他キャリアを契約していた時よりも安くなり、特に問題なく使用できている」といった声もあり、イオンモバイルのサービスが多くの利用者にとって安心できる選択肢となっていることが分かります。

さらに、日本通信SIMも高評価を得ており、特に初期設定のしやすさや通信速度、利用料金といった3項目で2年連続の1位。50代男性は「通信料が安く、安定性もある」とコメントし、携帯電話業界における価格競争をさらに加速しています。

IIJmio、格安スマホ部門での成功

一方、IIJmioは総合1位を獲得し、特に「端末のラインナップ」で4年連続1位の高評価を連ねています。利便性の高いキャンペーンを実施することで、さらに注目を集めました。「月額料金が安く、キャンペーンも充実している」と50代男性が語るように、魅力的なオファーが消費者を惹きつけています。

IIJmioの評価は、「サポートサービス」や「プランの充実さ」にも表れており、ユーザーからの声も寄せられています。30代女性は、「基本使用料が安いのに、高品質なサービスを受けている」と満足感を表現。在庫が豊富な端末のラインナップは、利用者の多様なニーズにも応えていると言えるでしょう。

新たな市場動向

2024年の調査において、MVNOが占める通信契約数は市場全体の15%以上に達すると総務省が発表しています。MVNOの利用が広まりつつある中で、イオンモバイルやIIJmioの成功は、他の事業者にも良い影響を与えていることでしょう。

このような動向は、消費者にとって選択肢が増えることを意味し、料金体系やサービスの透明性もますます重要になってくるでしょう。今後も顧客満足度の向上に努め、さらなる競争が促進されることが期待されます。