日本初の宇宙バイオ実験プラットフォーム
株式会社IDDKは、2024年度末に日本初となる人工衛星を使った宇宙バイオ実験プラットフォームの実証実験を予定しています。この取組みは、最先端の技術「MID」(半導体センサーベース顕微観察技術)を用いたもので、宇宙環境における生物の振る舞いを観察することが目的です。
クラウドファンディングの実施
このプロジェクトに向けたクラウドファンディングが、2024年11月23日までCAMPFIREにて実施されています。支援者には、実証機に自分の名前を刻むことができる特典など、興味深いリターンが用意されています。名前刻みの締切は2024年10月7日午後10時までです。このプロジェクトを支援することで、宇宙への挑戦に参加できる貴重な機会となっており、特に宇宙バイオに関心のある方にはうってつけの内容です。
実証実験の詳細
実証実験では、MBS-LABと呼ばれる自動バイオ実験装置が使用され、宇宙空間での動作が検証されます。実験終了後は、ドイツのATMOS Space Cargo GmbHが運営する「Phoenix Return Capsule」により、地上に帰還し、実験データを回収します。この流れで、宇宙での生物実験に対する新たな理解が得られると期待されています。
また、クラウドファンディングのリターンには、実験で使用されるワンチップ顕微観察装置「AminoME」の特別モデル、さらには今回の実証実験で使われる機器を忠実に再現した模擬モデルも含まれています。
IDDKのビジョン
IDDKは、これまでにも顕微観察装置に関する技術の研究・開発を行っており、宇宙での生物実験を通じて新たな科学的知見を得ることを目指しています。代表取締役の上野宗一郎氏は、「宇宙に行って帰還する挑戦に、皆さんもぜひ参加してほしい」と呼びかけています。このプロジェクトは、未来のサイエンスや技術の進展に大きな貢献をするものとなることでしょう。
終了間近のリターン
クラウドファンディングは特に早期支援者には魅力的な特典が用意されていますので、関心のある方は早めのアクセスを試みるべきです。国内外の宇宙関連プロジェクトでも注目されるIDDKの取り組みに、ぜひご注目ください。
live for more