クラスメソッド、「クラスメソッドメンバーズ」を全面リニューアルし企業支援を強化

クラスメソッドがAWS支援サービスを大幅リニューアル

クラスメソッド株式会社（東京都港区）は、累計5,000社を超える企業に利用されるAWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」を全面的に刷新し、2025年11月から新サービスを提供開始することを発表しました。このリニューアルにより、企業がクラウドを最大限活用できるようるメニューが拡充され、企業の多様なニーズに応じた最適なサービスを選択できるようになります。

リニューアルの背景

デジタル・トランスフォーメーション（DX）の推進が進む中、企業は多くの課題に直面しています。特にクラウド活用においては、専門の人材が不足しており、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予測されています。また、24時間365日の運用業務やセキュリティ対策、コスト分析などの負荷が増し、企業が本業に集中できない状況が続いています。さらに、AWSは年間3,000以上の新機能をリリースしており、技術の急速な進化についていくことが難しくなっています。

こうした背景を踏まえ、クラスメソッドは10年以上の経験と知識をもとに「クラスメソッドメンバーズ」を全面的にリニューアルしました。

リニューアルのポイント

クラスメソッドメンバーズは、企業のクラウドに関するニーズに応じて、以下の6つのサービスカテゴリを提供します。

1. 料金・割引：AWS利用料金の請求代行に関するサービス
2. サポート：24時間365日体制で提供される技術サポート
3. セキュリティ・ガバナンス：最新のノウハウに基づいた安全な環境の提供
4. コスト最適化：定期的な料金分析と削減提案を行うサービス
5. 運用：業務の自動化と効率化を実現
6. TAM(テクニカルアカウントマネージャー)：専任担当による支援

これにより、企業規模やクラウド活用のフェーズに応じて、適したサービスを選択できる体制が整いました。また、企業の体制やワークロードに応じて、3つのサービスレベルからも選択可能です。初心者向けの「スタンダード」、安定した運用を重視する「ビジネス」、戦略的なクラウド活用を目指す「エンタープライズ」の3つを用意しています。

提供スケジュール

新しいサービスは2025年11月4日から新規受付を開始し、既存のAWSアカウントの変更受付は同年12月から行われる予定です。

今後の展開

クラスメソッドは、AIや機械学習、データ活用、マルチクラウド対応など、最新技術に焦点を当てた支援をさらに強化していく方針です。企業のクラウドを活用したビジネス変革を支えるため、引き続き戦略的なパートナーとしての役割を果たしていく狙いです。

クラスメソッドについて

クラスメソッド株式会社は、AWSを中心としたクラウド技術分野におけるデジタルトランスフォーメーション支援の技術パートナーです。2015年からAWSの最上位パートナーに認定され、これまでに数々の受賞歴を持ちます。約5,000社に対して技術支援を行い、35,000件以上のAWSアカウントを管理・構築してきた経験があります。これからも、技術者による情報発信やコミュニティ活動を大切にしながら、顧客の事業価値向上に貢献していくことを目指します。

もっと詳しく知りたい方は、クラスメソッド公式サイトをご覧ください。