姫路城と木造復元の未来を探る城郭市民セミナーのご案内

姫路城と木造復元の未来を探るセミナー

姫路城は、櫓や門といった築城当時の建物が多く残る日本屈指の城郭です。しかし、明治初期の廃城令や太平洋戦争によって、多くの城郭建物が失われました。戦後には、大坂城や岡山城などの城が鉄筋コンクリート造で復元される流れがありました。しかし、最近では木造での完全復元が注目されています。この度、2025年9月27日（土曜日）午後1時30分から午後3時まで、日本城郭研究センターで「城郭における木造復元について」をテーマとした第3回城郭市民セミナーが開催されます。

このセミナーでは、講師として広島工業大学の金澤雄記准教授が招かれ、木造復元の背景やその重要性、さらには歴史的・文化的な観点からの課題について解説します。木造復元がなぜ今、求められているのか、その経緯を深く掘り下げながら、参加者と共に考える貴重な機会です。

日本においては、城郭が持つ歴史的価値や文化遺産としての側面が重視される中、木造復元はその伝統を次世代へと受け継ぐ重要な方法とも言えます。例えば、姫路城は鉄筋コンクリートによる外観復元も選択肢にありましたが、依然として木造復元の可能性については多くの議論がなされています。今回のセミナーを通じて、木造復元に対する理解を深め、今後の地域文化の発展への一歩を踏み出してみませんか。

セミナー詳細

- 開催日時: 令和7年9月27日（土曜日）午後1時30分から午後3時
- 場所: 日本城郭研究センター2階大会議室
- 定員: 180名（応募が多数の場合は抽選）

セミナーへの参加には事前申し込みが必要です。以下の方法のいずれかでお申し込みいただけます。

申し込み方法

1. 往復ハガキ: 1通につき1名のみ申込。必要事項（郵便番号・住所・氏名（ふりがな）・電話番号）を明記し、返信ハガキに返送先の宛名を記入の上、指定先まで郵送ください。締切は8月25日（月曜日）必着。
2. インターネット申込: 城郭研究室のホームページ「イベント」内のリンクから、7月15日（火曜日）から8月25日（月曜日）午後5時まで申込が可能です。