河原塚氏が受賞
2025-12-24 11:43:22

若きイノベーター河原塚氏が「電通総研賞」を受賞!ロボットの未来へ挑む

若きイノベーター河原塚氏が「電通総研賞」を受賞!ロボットの未来へ挑む



2025年12月17日、東京で開催された「Innovators Under 35 Japan 2025」授賞式において、電通総研が特別賞「電通総研賞」を授与しました。受賞したのは、東京大学次世代知能科学研究センターの講師、河原塚健人氏です。

新たな未来を切り開くイノベーターたち


「Innovators Under 35」は、世界中の若き才能を称える国際アワードであり、過去にはGoogleの共同創業者やMetaのCEOも受賞してきました。今年で6回目を迎える日本版では、AIやロボット工学、エネルギーなど多彩な分野で活動する35歳未満の若手研究者10名が選ばれています。

河原塚氏は31歳。金属製四脚ロボット「MEVIUS」の開発をはじめとする革新的な研究によって、ヒューマノイドの進化を追求しています。彼の研究は、筋肉の動きに関する人体のメカニズムを模倣し、ロボットの運動をより自然にすることを目指しています。

電通総研賞の意義


「電通総研賞」は、受賞者の中から特に革新的で社会的な課題解決に貢献している研究者に贈られる特別賞です。河原塚氏の研究は、電通総研のビジョン「HUMANOLOGY for the future」と一致し、テクノロジーを通じて人々の生活を豊かにすることに寄与しています。

河原塚健人氏の取り組み


河原塚氏は、多くの論文発表や講演活動を行っており、その業績はすでに国際的に高く評価されています。特に注目すべきは、世界初のオープンソース金属製ロボット「MEVIUS」です。このロボットは、一般の個人でも製作できるように設計されており、ヒューマノイド研究を再活性化させるための一手とされています。

MEVIUSの設計データや製作手順が公開されることで、多くの研究者や企業がプロジェクトに参画し、実際に製作に取り組むことが期待されています。河原塚氏は、この取り組みが日本のヒューマノイド研究の復活につながることを確信しています。

今後の展望


電通総研は、このような若手研究者の育成や支援を続ける中で、「X Innovation」を推進していきます。テクノロジーが社会のさまざまな課題を解決するための新しい価値創出に寄与し、未来を築く一助となることが目指されています。

河原塚氏の受賞は、彼自身の研究のみならず、今後の日本におけるロボティクスの進化においても、新たな風を吹き込むものと期待されています。若きイノベーターたちの挑戦が、より良い未来の構築に貢献することを心より期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社電通総研
住所
東京都港区港南2−17−1
電話番号
03-6713-6100

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