新しいスタートを切るTAKUMIモーターオイル
埼玉県さいたま市に本社を構える株式会社AKTジャパンが、2025年7月10日に社名を「株式会社TAKUMIモーターオイル」へと変更することを発表しました。この変革は、長年の自動車用エンジンオイルおよび各種添加剤の開発・製造・販売を行ってきた同社にとって、さらなる成長と革新を目指すための重要な一歩です。
社名変更の背景
AKTジャパンでは、顧客のニーズに応える形で高品質の製品を提供してきました。特に、インターネット通販を通じて多くのユーザーと接点を持つ中で、顧客からはさらなる製品の拡充が求められていることを実感しました。その結果、ブランド名「TAKUMI」に戻ることが、より良い製品認知の促進に繋がるとの判断を下しました。
TAKUMIの名に込めた「匠」の精神を社名に掲げることで、自動車業界内での信頼性とプレゼンスを高め、また新たな製品ラインナップの展開にも意欲的に取り組むことを決意しました。自動車用に限らず、2輪車や船舶用のオイルといった幅広い製品開発を続け、環境にも配慮した選択肢を提供していく方針です。
自動車業界における未来の展望
新しい社名「TAKUMIモーターオイル」の下、同社は今後12年間のEC(ネット通販)中心の販売戦略を見直し、カー用品チェーン店や整備事業者向けの流通を強化する考えです。また、2025年の秋から順次、新ブランドロゴやウェブサイトのリニューアル、販促ツールの刷新を進めていく予定です。
それに伴い、研究開発体制の見直しも行われ、次世代の高性能エンジンオイルの市場投入を計画しています。従来の製品に加えて、環境に配慮した新しいカテゴリの製品も展開していく意向です。
代表取締役社長の意気込み
古賀功社長は、「AKTジャパンとして皆様に愛されてきましたが、TAKUMIモーターオイルとして新たなスタートを切ることができたのは新しい挑戦の始まりです」とコメントしています。また、「クルマ好きのカーライフを豊かにし、愛車を守る品質は今後も守り続けます」と今後の方向性を示しています。
このように、株式会社TAKUMIモーターオイルは新社名のもとで、さらなる革新と成長を目指し、自動車業界に新たな風を吹き込むことを約束します。ユーザーの期待に応える製品群の提供に向けて、全力で進んでいくことでしょう。