バターの魅力を凝縮した新スイーツ、岡崎市で誕生

新たなバターサンドの誕生

愛知県岡崎市にある老舗洋菓子店、ガトータツミヤが新たなスイーツとして「バターサンドのバタークリームだけいっとく？」を2025年2月3日に発売します。この商品は、同店のバターサンドを食べたお客さまからの「クリームが美味しい」という声がきっかけで開発されました。

バターサンドへの新しい試み

ガトータツミヤでは、バターサンドに使われるクリームの味わいが高く評価されていることから、それを単独で楽しむ商品を作ることを決定。約7か月間の試作を経て、サンドイッチ部分を省いた新しいスタイルのスイーツが完成しました。気軽に味わえるように、食べやすい形状と分量を追求した結果、6種類のフレーバーが揃うバタークリームが誕生したのです。

商品のラインナップは、塩キャラメル、西尾抹茶、瀬戸内レモン、ラムレーズン、ショコラ、カシスベリーの各味です。すべて保存料不使用で、健康を意識した顧客にも嬉しいスイーツとなっています。一箱には、各フレーバーが2個ずつ、計12個が詰め込まれ、価格は3,240円（税込）。これは、少し贅沢な手土産や自分へのご褒美としてもぴったりです。

バターサンドの人気背景

近年、バターサンドは人気急上昇中のスイーツです。例えば、北海道の有名なバターサンドは年間8000万個も売れているという実績があります。全国のコンビニや専門店でも広まりを見せており、特に手土産や自分用のお菓子として選ばれることが多くなっています。この流れを受け、ガトータツミヤは新商品の発表に向けて準備を進めてきました。

岡崎ビジネスサポートセンターの存在

この新商品の開発にあたり、岡崎ビジネスサポートセンター（オカビズ）が特筆すべき役割を果たしました。このセンターは、地域の中小企業を支援するために設立され、これまでに約4000社が相談に訪れています。材料費の高騰や来店客数の減少に直面していたガトータツミヤは、オカビズに相談し、そこでアイデアを得て商品を具現化しました。

センター長の高嶋舞氏は、「バターが好きすぎる人のためのスイーツ」というコンセプトを提案。その結果、バタークリームを楽しめる新しいスタイルの商品となり、特に贅沢なデザートとしての魅力が引き出されました。今後、オンラインショップを通じて冷凍販売も行われる予定です。

まとめ

バターサンドの魅力を新たな形で楽しむことができる「バターサンドのバタークリームだけいっとく？」。この商品は、地域の支援を得て生まれた一品であり、バター好きにはたまらないスイーツです。発売を楽しみに待ちながら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。詳細は公式サイトから確認できます。

ガトータツミヤオンラインショップ