「ニホンを、とどけよう。」プロジェクト始動!
熊本県南関町に本社を置く竹の箸メーカー、株式会社ヤマチクは、日本の竹の箸を通じて世界中の感謝すべき「当たり前」に改めて眼差しを向け、思想面から社会課題解決を目指す「ニホンを、とどけよう。」プロジェクトを開始しました。
「すべてのあたりまえを、ありがとうに。」をビジョンに掲げるヤマチクは、竹の箸を広げる活動を通して、地域の雇用創出や自然環境の保全といった直接的な課題解決だけでなく、「当たり前」を見つめなおすことを促し、思想面での社会課題解決を目指します。
世界が直面する問題と感謝の大切さ
食糧問題やフードロス問題など、世界が直面する多くの問題は、「大切にしない、感謝しない、それが当たり前」という感情が根底にあるとヤマチクは考えます。
しかし、感謝されなくなったものは、簡単に消えてしまう。それは、竹の箸メーカーであるヤマチクが、長年竹の箸を作り続けてきた経験から生まれた実感です。
そこで、ヤマチクは、日本の「いただきます」に始まる万物への感謝の思想が、現代社会が抱える問題に対する思想面での解決策になるのではないかと考えました。
竹の箸がつなぐ「感謝の心」
「最後の米粒一つまでつまんで食べることができる竹の箸」だからこそ、「万物を大切にし、感謝する心」を伝えられるとヤマチクは信じています。
「ニホンを、とどけよう。」プロジェクトでは、飲食シーンでの竹の箸の利用拡大や、竹の箸を「万物を大切にし、感謝する心」の象徴として様々な企業とのコラボレーションなど、多角的な取り組みを展開していきます。
ヤマチクの思いに共感する企業たち
ヤマチクの思いに共感した13社の企業が、すでに「ニホンを、とどけよう。」プロジェクトに賛同しています。
ヤマチクは、これらの企業とともに、日本の食文化に根ざした「感謝の心」を日本に、そして世界に届けていくことを目指しています。
ヤマチクについて
株式会社ヤマチクは、熊本県南関町に本社を置く、創業60年以上続く竹の箸メーカーです。
材料に使う竹は、地域の山々から一本ずつ切り出し、純国産の竹箸を作っています。
中川政七商店や生協など、有名ブランドのOEMを手がけてきた実績を持ち、自社ブランド「okaeri」は、世界的なパッケージデザイン賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。
2023年11月には、工場敷地内に直営のファクトリーショップ「拝啓」をオープンしました。