日本初上陸の超人気ファンタジー「盗墓筆記」
中国全土を熱狂させている冒険ファンタジーシリーズ「盗墓筆記」が、ついに日本の読者の元にやってきます。このシリーズは、中国で2006年にWEB小説として発表されて以来、書籍化や映画、アニメ化までされ、多くのファンを魅了してきました。今回、日本では株式会社KADOKAWAから、2024年10月30日(水)に第1巻「地下迷宮と七つの棺/怒れる海に眠る墓」、11月29日(金)には第2巻「青銅の神樹」が連続で刊行されます。
盗墓筆記とは?
「盗墓筆記」(とうぼひっき)とは、中国語で「盗掘の記録」という意味を持つタイトルであり、主人公の祖父が残したノートを基に、遺跡の盗掘と友情、さらには怪異との遭遇を描いたスリリングな冒険物語です。中国の古代遺跡を舞台にした壮大なスケール感と連続する謎解きが、この作品の大きな魅力となっています。
物語の始まり
第1巻では、土夫子(トゥーフーズ)と呼ばれる墓泥棒たちが長沙に埋蔵された未盗掘の陵墓の手がかりを発見するところから物語がスタートします。祖父の形見である帛書が呉邪(ウー・シエ)とその叔父三叔(サンシュー)を導き、新たな盗掘の冒険へと誘います。
第1巻と第2巻のあらすじ
第1巻:「地下迷宮と七つの棺」
呉邪と三叔は、骨董店に持ち込まれた奇妙な帛書を元に、長沙の未発掘の陵墓を目指します。その道中、恐ろしい怪異との遭遇が待ち受けています。そして、過去の墓泥棒の惨事や、奇怪な出来事に立ち向かう中、彼らの友情が試されることになります。
第2巻:「青銅の神樹」
海底墳墓の探索から帰った呉邪は、幼馴染みの老痒(ラオヤン)から突如として連絡を受けます。彼が語る巨大な青銅の神樹を巡る冒険は、恐れ多い怪異やミッションを前にして彼らの運命を大きく変えていくことになります。
原作者の魅力
本作の著者は南派三叔(ナンパイサンシュー)氏。彼は数々の作品を手がけ、その作品は新感覚の読書体験を提供し、多くのファンに支持されてきました。翻訳は、著名な翻訳者である光吉さくら氏とワン・チャイ氏によって行われており、原作の雰囲気を忠実に再現しています。
日本の読者へのメッセージ
「盗墓筆記」は、日本の文学作品ではあまり見られない壮大でスリリングな冒険物語です。怪異との遭遇や緊迫した謎解きは、まるでジェットコースターのような展開を見せます。この秋、文化の違う神秘的な世界に触れて、読者自身が新たな冒険に飛び込むその瞬間を体験してみてください。
書誌情報
- - 書名:盗墓筆記1 地下迷宮と七つの棺/怒れる海に眠る墓
- - 著:南派三叔
- - 訳:光吉さくら/ワン・チャイ
- - 定価:2,310円(本体2,100円+税)
- - 発売日:2024年10月30日(水)
- - 判型:四六判
- - ページ数:432ページ
- - 書名:盗墓筆記2 青銅の神樹
- - 著:南派三叔
- - 訳:光吉さくら/ワン・チャイ
- - 定価:2,090円(本体1,900円+税)
- - 発売日:2024年11月29日(金)
- - 判型:四六判
- - ページ数:312ページ
この秋の夜長に、ぜひ「盗墓筆記」の第一巻・第二巻を手に取り、悠久の歴史と謎解きの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。