東京にランタン祭り
2018-11-28 17:32:24
チャイナランタンフェスティバルが初めて東京で開催!幻想的な夜を彩る
世界最大のランタンメーカーが初めて日本で「チャイナランタンフェスティバル」を開催します。このイベントは、中国の唐の時代から続く伝統行事で、春節期間に行われる鮮やかで楽しい夜祭りです。過去には、イギリス、フランス、ドイツを含む15の国と30の都市で開催されてきたこのフェスティバルが、日本で初めて実現し、期待が高まっています。
日本の開催地は千葉県袖ケ浦市にある東京ドイツ村。期間は2018年12月7日から2019年4月7日まで。毎日夕方4時から夜9時まで、幻想的なランタンの光が広がる特設会場でお楽しみいただけます。初日は、特別な点灯セレモニーも予定されており、多くの来場者とともに華やかにスタートします。点灯時間は、期間によって異なるので、訪問予定の方は事前に確認しておくと良いでしょう。
今回用意されるランタン作品は、なんと41のテーマで手作りされたものです。特に注目を集めるのが、中国の世界遺産である『天壇』を原寸大で再現した作品です。その大きさは、直径18メートル、高さ12メートルにも及び、訪れる人々を圧倒します。また、4メートルから7メートルのサイズを持つ恐竜のランタンもあり、子どもたちや家族連れにも大人気です。さらには、高さ1.5メートルのバラ300本で構成された「バラの海」も登場し、これらのランタンはすべて手作りによる一品ものです。
このチャイナランタンの制作には約5か月間がかかり、20,000人以上の職人の手によって美しく仕上げられました。特に、開催にあたり、四川省自貢市から60人の職人が来日し、東京ドイツ村で設置作業を行いました。
さらに、このイベントの大きな魅力として、中国雑技団のパフォーマンスも見逃せません。彼らは世界各地の祭りでの経験を活かし、観客を楽しませるために準備を進めています。華麗な技術の数々が披露される予定で、観覧客を圧倒することでしょう。
入園料金については、チケットが前売券と当日券で異なります。前売券は大人2,500円、小人1,000円で、雑技団のパフォーマンスも含まれています。なお、駐車料金も別途必要なので、客先での確認をお忘れなく。
伝統的なチャイナランタンは、中国で有名な民芸品であり、その起源は唐の時代に遡ります。当時、塩商人たちが繁栄を祈願して赤色のランタンを制作したことから始まります。その後、見栄えの良いランタンを掲げることで財運を呼び込もうとする風習が広まり、現代のチャイナランタンフェスティバルの基盤が形作られました。
四川省自貢市は、中国内陸部に位置し、歴史的にも重要な古都です。面積は4,273平方キロメートル、人口327万人を擁し、古来から「千年塩の都」として名高い場所です。ここで精巧に作られるランタンは、地域の特産品とも言えます。
このように多彩な要素を持つ「チャイナランタンフェスティバル」、幻想的なランタンの光の中で、是非素敵な春の夜を楽しんでみてはいかがでしょうか?特別な体験があなたを待っています。
会社情報
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三和国際株式会社
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- 東京都台東区駒形2-7-3 大塚ビル5F
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03-4530-9129