ヘラルボニーとピーエスの新コラボヒーター「MEBUKI」
株式会社ヘラルボニーが、ピーエス株式会社との共同によって開発した新たなPS電気ヒーター「MEBUKI」が、2024年10月31日から100台限定で発売されることが発表されました。
この商品は、単なる暖房器具の枠を超え、アートの美しさと高い機能性を見事に融合させた製品です。寒い冬でも心地よさを提供し、使用者の心も満たすことを目指しています。
アートと機能性の融合
「MEBUKI」は、岩手県八幡平市に工場を構えるピーエスと、同じく岩手に本社を置くヘラルボニーとのコラボレーションによって誕生しました。共創が始まったのは、ヘラルボニー契約作家のアート作品に感銘を受けたことがきっかけです。特に、ピーエスの創立65周年を迎えるにあたり、この新製品が生まれました。ピーエスは、その高度な機能を持ったヒーターで、多様な施設に普及し、特に厳しい冬に耐えるための実績を持っています。
良好な室内環境を実現
新しいヒーター「MEBUKI」は、風を起こさず、柔らかな暖かさを生み出す機能に優れています。さらに、異彩アートのデザインを取り入れ、自然の力や季節感を表現することで、ウェルビーイングの実現を目指すデザインとしても注目されています。これは、健康や福祉におけるアートの重要性が報告されたことを踏まえたもので、アートが生活の質を高める可能性を示唆しています。
商品詳細
- - 商品名: MEBUKI
- - 販売価格: 434,500円(税込)
- - 販売方法: ピーエス株式会社 公式サイトにて
- - 発売日: 2024年10月31日
「MEBUKI」という名称には、草木や花が芽吹くといった自然のリズムを象徴する意味が込められています。さらに、才能やエネルギーが芽生えるという意味合いもあります。
平山代表のコメント
ピーエス株式会社の代表取締役、平山禎久氏は「私たちの工場がある岩手の八幡平の森やヘラルボニーの活動に込められたエネルギーを電気ヒーターに反映できないかと考えたのが、このプロジェクトの始まりです。室内気候空間を健康的に表現することで、多くの人が「MEBUKI」を通じて豊かな時間を過ごしていただければ」と語っています。
作家紹介
また、製品に使用されるアート作品の一つは、鈴木広大氏による「旅行」です。彼の作品は、身体全体を使って描かれる情熱的なスタイルが特徴で、見る人には音楽のリズムが感じられるような活気を与えます。
企業概要
株式会社ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに、アートを通じた文化創造を目指す企業です。国や地域を超え、多様なアート作品の展開を行い、この活動を通じて社会に貢献しています。今後も、ヘラルボニーとピーエスの協力によって、さらなる創造的なプロジェクトが展開されることが期待されます。