ポップカルチャーの発信源としての「ところざわサクラタウン」
埼玉県所沢市にある「ところざわサクラタウン」は、近年ますます訪れる人が増えている文化複合施設です。ここは株式会社 KADOKAWA によって開業され、書籍製造や物流工場、イベントスペース、ショップ、レストランなど多彩な施設が揃っています。特に注目されるのは、角川文化振興財団が運営する「角川武蔵野ミュージアム」で、多種多様な文化が融合した新たな発信の場として位置づけられています。
グローバルな情報発信の取り組み
「ところざわサクラタウン」の魅力を海外に届けるため、株式会社 LIFE PEPPERの「PEPPER LIKES」が大きな役割を果たしています。このプラットフォームは、日本企業と海外のインフルエンサーとのマッチングを行うもので、特に訪日観光客を対象にした認知拡大施策が実施されました。海外インフルエンサーがSNSで「ところざわサクラタウン」の情報を発信することで、多言語・多地域に向けたポップカルチャーの魅力が広がります。
成果と影響
この取り組みにより、SNS投稿は広範囲にわたって拡散され、施設への認知度は飛躍的に向上しました。特に、フォロワーが5,000人以上の外国人インフルエンサーからの応募が毎月20件以上集まり、累計100名以上が施設を訪れています。これにより、欧米を含む様々な国籍のインフルエンサーによる投稿が行われ、国際的なリーチが達成されました。また、実際に体験を元にしたユーザー生成コンテンツ(UGC)が多くの潜在的な訪日客に信頼感を持たせ、旅行先選定に大きな影響を与えました。
今後の展望と地域振興
「ところざわサクラタウン」は、今後も観光資源としてのポテンシャルを引き出していくことが期待されています。訪日旅行客は、SNSや短尺動画から情報収集を行うことが多く、体験型施設におけるリアルな発信は、その効果を高める要素となります。
実際に、2026年2月には「感情展 ―短歌で詠み、イラストで描く―」が開催される予定で、国内外からの訪問者がますます増えることでしょう。PEPPER LIKESは、地域資源を発掘し、世界に向けて価値を発信する取り組みを通じて、訪日観光業のさらなる発展に寄与していく考えです。
PEPPER LIKESの新たなサービス
さらに、PEPPER LIKESは新サービス「PEPPER LIKES x リサーチ」を展開予定です。これは、海外ユーザーの生の声を集め、企業の製品やサービスの魅力を伝える支援を行うもので、インフルエンサーを通じてより効果的な広告方法を見つける手助けをするとしています。自社での調査やインフルエンサーからの提案を通じて、企業が国際的な展開を図る際の具体的な方法を洗い出していくことが可能になるでしょう。
日本の地域資源を「埋もれた宝」として発掘し、SNSを通じて世界に広めるこの試みが、これからの観光業界に新たな風を起こすことを期待しています。