所沢市長が女子デフフットサル代表選手を応援
埼玉県所沢市で、女子デフフットサル代表選手の川畑菜奈選手が小野塚勝俊市長を訪れました。この表敬訪問は、2025年に開催予定の女子デフフットサル世界大会に向けての報告が目的でした。川畑選手は、過去のブラジル大会での優勝に続き、連覇を狙う意気込みを語りました。
表敬訪問の様子
訪問には、川畑選手の所属する「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」から山本コーチも同席。また、所沢市教育委員会の岩間教育長も参加しました。小野塚市長は、川畑選手の努力を称え、「前人未踏の連覇を期待しています」と激励の言葉を送りました。
川畑選手は、訪問を通じてフットサルの魅力や自らの意気込みを市長に直接伝える貴重な機会を得ました。彼女は「所沢市民の期待に応えるため、全力を尽くします」と強い決意を示しました。
大会概要と挑戦
女子デフフットサル世界大会2025は、イタリアのモンテジルヴァーノで2025年6月14日から27日まで開催されます。日本代表は予選リーグでドイツ、ポーランド、ハンガリーと対戦します。川畑選手の活躍によって、日本が目指す連覇の期待が高まる中、市は応援を続けていく姿勢を示しました。
ケイアイチャレンジドアスリートチームの紹介
「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」は、2019年に設立され、障がいを乗り越えたパラアスリート集団です。現在、9名が所属し、デフフットサル以外にもデフサッカー、ろう者柔道、車いすバスケットボール、車いすバドミントンなどの競技で活躍しています。彼らは、パラスポーツの認知向上のための啓蒙活動にも積極的に取り組んでいます。
地域と企業の支援
ケイアイチャレンジドアスリートチームは、地元企業や教育機関との連携を強化しながら、スポーツ振興にも寄与しています。彼らは、埼玉県本庄市を中心に、様々なイベントを実施し、3,000名以上の地域住民にパラスポーツ体験を提供しています。
また、川畑選手の所属するケイアイスター不動産株式会社もスポーツ支援を行っており、自社の経営理念「豊かで楽しく快適なくらしの創造」に基づき、地域社会への貢献も重視しています。
まとめ
川畑選手の挑戦を通じて、所沢市のスポーツ振興が一層盛り上がることが期待されます。市民からの温かい応援が、選手の力となるでしょう。今後の活動に注目し、ぜひ女子デフフットサル世界大会2025での成功を祈りましょう。