文教大学「教育フォーラム2024」の開催
11月23日(土)、文教大学越谷キャンパスにて「文教大学教育フォーラム2024」が開催されました。このイベントでは、教師を目指す学生たちや教育者が集まり、教育の意義や現場での実践が語られました。
基調講演
基調講演には、越谷市教育センターの責任者・菊池邦隆先生が登壇。彼は具体的な事例を交えながら、教師の働き方改革に関する最新の取り組みを解説しました。菊池先生は、自らの教育現場での経験をもとに「教師の魅力」に迫る内容を輝かしく語り、学生たちに深い感動を与えました。
講演中、菊池先生は感動を共有することや、専門分野を生かすことで教師の仕事の魅力が倍増することを強調しました。特に、教師としての成長を実感できる点に触れると、会場の多くの学生が共感の意を示しました。これに対して、教職に不安を抱える学生たちには、長時間労働や保護者との関係など、実際の状況についても詳しく説明が行われました。
「教師は一人で抱え込むのではなく、仲間と協力し、情熱を持って取り組むことで問題を乗り越えられる」というメッセージは、学生たちにとって大きな励ましとなったようです。講演の締めくくりには、「教師になりたい!」と思う多くの学生が教育現場に進むことを期待する菊池先生の熱い思いが伝えられました。
意見交換
基調講演の後、参加者は小学校と中学・高校に分かれ、現職の教師として働く卒業生との意見交換会を行いました。学生たちは、教育現場での実情やとりわけ不安に思っていることについて、先輩である現職の教員に直接質問する場を設けました。このフリートークでは意見が飛び交い、非常に活発な議論が展開されました。
先輩教師たちは、教師という職業が抱える大変さや、それを乗り越えるための充実感ややりがいについて語り、教育者としての志を再確認させることができました。彼らのメッセージは「大変だが、他にはないやりがいを感じることができる」というもので、「子どもたちの成長に寄り添える喜び」を共有しました。
このように、約2時間にわたる意見交換を通じて、教師を目指す学生たちは力強く教育の道を歩む意欲を新たにし、終了しました。
文教大学について
文教大学教育学部では、「人間愛」を基本理念に掲げ、地域社会との連携を図りながら「教育力」と「人間力」を兼ね備えた教育者の育成を続けています。
概要
- - 学長:中島滋
- - 建学の精神:「人間愛」
- - 在籍学生:8,405名(2024年5月1日現在)
- - キャンパス:越谷キャンパス(教育学部等)、湘南キャンパス(情報学部等)、東京あだちキャンパス(国際学部等)
詳しくは
文教大学公式サイトをご覧ください。