能登半島地震からの復興と未来を語る1日、のと発酵的復興会議2025開催

能登半島地震からの復興と未来を語る

2024年1月1日に発生した能登半島地震から、早くも1年が経過しました。この震災を受けて、能登地方では復興に向けたさまざまな取り組みが行われております。そのような中、現地のプレイヤーたちがこの1年の経験を共有し、今後の能登の未来を考えるイベント「のと発酵的復興会議2025」が開催されます。

このイベントは、参加者がそれぞれの視点から能登の復興について意見を交換し、共に未来を描く場として機能します。能登地域で活動する企業や団体のリーダーたちが集まるこの会議では、「発酵的復興」という独自のコンセプトの下、地域内外の人々と共に新しいアイデアを生み出す機会が提供されます。

イベントの詳細

「のと発酵的復興会議2025」は、2025年2月15日（土）に能登空港内のNOTOMORIで行われる予定です。定員は100名で、参加費は無料ですが、一部有料プログラムも含まれています。会議の内容は、大きく2つの部に分かれています。

第1部（10:30〜12:30）

第一部では、「能登のローカルゼブラ企業と考える『自社の生存戦略×復興ビジョン』」をテーマに、能登地域の企業が震災後にどのように立ち直り、またどのような課題を抱えているかを発表します。その後、参加者同士でのグループディスカッションを通じて意見を交換し、具体的な解決策を探ることを目的としています。

第2部（13:30〜16:30）

第二部では、「能登の発酵的復興」に焦点を当てています。株式会社御祓川の代表が地域の復興について詳しく紹介し、テーマ別セッションを実施。このセッションでは、地域の新しい循環を生み出す方法や、少ない人口の中での教育や子どもたちの体験の重要性について語られます。また、能登の家業のイノベーションや、震災後の外国人とのコミュニケーション方法など、幅広いテーマが扱われます。

懇親会

さらに、会議終了後には懇親会も予定されており、支援者や関係者との活発な交流が期待されています。これにより、参加者同士のネットワークづくりが促進されることでしょう。

震災から1年の能登の現状

この震災から1年間で、能登のコミュニティやビジネスは多くの変化を経験しており、復興に向けた歩みは着々と進んでいます。しかし、未だ課題も多く残されているのが現実です。現地のプレイヤーたちの声を通じて、震災後のリアルな状況を知り、これからの支援の方法を模索するための貴重な機会です。

「のと発酵的復興会議2025」では、地域内外の異なる背景を持つ人々が集い、共に新的な復興プランを描く力強い一日となることが期待されます。全ての参加者が能登を支える選択肢を見つけ、自らも地域の一員としての役割を果たせることを目指しましょう。