名古屋銀行とパーソルが業務提携し、外国人材採用を支援

名古屋銀行とPERSOLの業務提携について

名古屋銀行とパーソルグループ傘下のPERSOL Global Workforceが2024年7月26日に業務提携を締結しました。この提携の目的は、外国人材を活用した企業の人事戦略をサポートし、労働力不足の解消を目指すことにあります。

背景

近年、日本では労働人口の減少が深刻な問題となっています。特に地方の中小企業では、若年層の人材が都市部へ流出し、ますます設備が整った施設でも人手不足が顕著です。2030年の時点で644万人の労働力不足が予測され、外国人材の活用が急務とされています。

しかし、企業には外国人材に対する日本語コミュニケーションの不安や、採用後のミスマッチに関する懸念が存在します。また、特に中小企業では、採用を担当する専門の人事部門がないことが多いため、自社に適した人材戦略を策定することが難しくなっています。このような状況に対応するため、体系的かつ専門的なサポートが求められています。

業務提携の内容

PERSOL Global Workforceは、豊富な外国人材サービスの経験と海外ネットワークを活かして、名古屋銀行の顧客が抱える人事ニーズを分析し、最適な外国人材採用の戦略を提案します。具体的には、特定技能や外国人材へのニーズに合わせた情報提供や採用・受け入れの支援が行われます。これにより、持続可能な地域社会の形成を支援することを目指します。

名古屋銀行について

名古屋銀行は、「地域社会の繁栄に奉仕する」を社是として掲げ、顧客と共に地域の発展に貢献することを重要視しています。2016年に制定した2030ビジョンでは、「お客さまとともに成長する地域No.1金融グループ」の実現を目指しています。また、法人のお客様向けには、将来的な成長と発展を狙った様々な金融サービスを提供しています。

PERSOL Global Workforceについて

PERSOL Global Workforceは、外国人材の育成・紹介から定着支援までを一貫して行う企業であり、特に農業分野での人材派遣サービスにも力を入れています。同社は、「“Work and Smile” Decent work for everyone.」をミッションとして掲げ、企業と外国人材が共に成長する社会の実現を目指しています。様々な事業を通じて、質の高いサービス提供を目指します。