公民交流イベント「ふるのば Meet」が成功裏に開催
2025年7月10日、東京都千代田区の防災士研修センターにて、「ふるのば Meet」という公民交流イベントが行われました。主催は株式会社エージェントで、民間企業と自治体のリアルな出会いと共創をテーマに、多くの自治体と企業が集まりました。
開催背景
日本の地方自治体は、少子高齢化や地域経済の停滞といった複雑な課題に直面しています。これに対し、地域のために貢献しようとする企業も増えていますが、自治体と企業の接点はまだまだ限られています。このような背景から、今回は本音で語り合う場を設け、「ふるのば」と名付けた新たな公民共創の機会を提供しました。
「ふるのば」の理念
「ふるのば」は、「ふるさとのふる」「場(place)」「伸ばす(growth)」「nova(新しい)」という意味を込めた名称です。私たちは、地域課題を共に解決するための対話を促進し、企業と自治体の間に新たな信頼関係を築いていきたいと考えています。これにより、「企業版ふるさと納税」のさらなる活用も期待されます。
イベントの実施内容
概要
- - 開催日: 2025年7月10日(木) 13:30〜17:30
- - 場所: 防災士研修センター(東京都千代田区)
- - 参加自治体数: 12自治体(例:茨城県桜川市、栃木県宇都宮市、宮崎県宮崎市など)
- - 参加企業数: 40団体
プログラム
イベントは次のような内容で進行しました。オープニングトークに始まり、自治体セミナー、企業版ふるさと納税に関するクロスセッション、交流タイムといった構成です。
特に交流タイムは、自治体職員がブースを設け、企業側がそれぞれ訪問する形式がとられ、より深い対話が生まれました。この積極的な交流が、後の具体的なプロジェクトにつながる結果も見られました。
参加者の反響
参加後のアンケートでは、多くの参加者が「満足」と回答し、以下のような声が寄せられました。
- - 企業側の感想: 「自治体の生の声を聞けて新鮮でした。熱量のある対話ができたのが印象的でした。」
- - 自治体側の感想: 「営業感がなく、地域に合う提案を一緒に考えられる雰囲気が素晴らしかった。」
これからの展望
今後も「ふるのば」は、オフラインとオンラインの両方を活用して、さらなる出会いと共創の機会を提供していく予定です。次回は2025年秋に開催予定で、詳細は公式サイトで発信されます。地域の可能性を広げるため、企業と自治体がともに手を携えて進む未来に期待が寄せられます。
まとめ
「ふるのば Meet」は、自治体と企業の新たな関係性を築く上で重要な一歩となりました。このような対話を通じた共創の場は、地域課題解決に向けた重要な要素です。今後の活動に期待が高まっています。