不動産業界の未来を担う学生たち
福岡を拠点とする総合不動産業のアルマデグループが、2024年9月に開催した1Dayインターンシップ。オンライン形式で行われ、福岡大学や九州産業大学、北九州市立大学などの学生が参加しました。本イベントは、不動産業界のリアルな実態を知るための貴重な機会を提供することを目的としています。
インターンシップの全体概要
このインターンシップは、アイスブレイクから始まり、会社の説明、社内見学会、業務体験など多彩なプログラムが組まれました。参加者は、計5つのステップを経ることで、業界理解を深め、実際の業務を体験します。
1. アイスブレイク・自己紹介
最初に行われたアイスブレイクでは、参加者同士が気軽に自己紹介を行い、リラックスした雰囲気を作りました。これにより、互いに親しみを持ちながら次のプログラムにスムーズに移行することができました。
2. 会社説明・業界理解
その後、代表の本田幸一郎氏が登壇し、企業理念や業界の現状についての詳細な説明が行われました。また、中期経営計画や売上推移についても共有され、資料をもとに参加者からの質疑応答も活発に行われました。
3. 社内リモート見学会
インターンシップの半ばには、社員によるリモート見学ツアーが実施され、社内各部署の紹介や、民泊施設の見学が行われました。参加者は、具体的な業務を見ながらリアルな業界を体感できます。
4. リモートランチ座談会
昼食後には、リモートランチ座談会があります。社員と学生がフラットな関係で意見を交換し、リアルな声を聞く貴重な時間となりました。
5. 業務体験・発表
最後のセッションでは、学生たちは2つのチームに分かれて「賃貸マンション・民泊施設企画」に取り組みました。周辺エリアの調査を基に、それぞれのチームが宿泊料金や賃料の設定、内装デザインなどを話し合い、プレゼンテーションを行いました。参加学生達の独創的なアイデアに、スタッフも感心する場面が見受けられました。
学生の反応と成果
参加した学生たちは、業務のリアルな部分を体験できたことに非常に満足しており、特にチームで協力して企画を考える経験が新鮮だったとコメントしています。また、社員からのフィードバックにより、改善点やさらなるアイデアを掘り下げることができた点も評価されています。
今後の取り組み
アルマデグループでは、今後も学生向けのインターンシップを継続し、新卒採用の強化を図る方針です。さらに、同業者向けにも組織運営や採用に関する相談の場を提供し、業界全体の発展に貢献していく意向を表明しています。しっかりとした採用戦略や組織改善を実施し、「舞台のような街づくり」を目指して新しい価値を生み出す取り組みを推進していくことが期待されます。
代表プロフィール
本田幸一郎氏は、第一線で活躍するいわゆるパイオニアとして、福岡の民泊業界において多数のセミナーや講演を行ってきた経験があります。彼の経営方針や業界の現状を映し出す姿勢は、学生たちにとって大きな刺激となりました。
インターンシップを通じて、業界への新たな道が開かれ、次世代の不動産業界を担う若者たちの誕生が期待されます。