スタートアップ支援の新たなバイブル『60分でわかる！ファイナンス超入門』が発売！

スタートアップのための実践的ファイナンス入門

2025年7月1日、株式会社INQが手掛けた新著『60分でわかる！ファイナンス超入門』が書店に並びました。本書は、スタートアップ企業が直面する「お金」に関する意思決定を分かりやすく学べる入門書であり、特にデットファイナンスに焦点を当てています。

著者は、ファイナンス界隈で定評のある村上茂久氏と、INQの代表取締役である若林哲平氏。彼らは、伝統的なコーポレートファイナンスの基礎を用い、現代のスタートアップが抱える問題を解決するための手法を紹介しています。

出版の背景と必要性

近年、日本政府はスタートアップ育成を優先事項とし、そのための施策を推進してきましたが、スタートアップのファイナンス教育は十分に整っていません。特に、起業家たちは多様な資金調達方法や、それぞれの特性を理解し、自社に合った最適なファイナンスを実行することが求められる時代に突入しています。

本書の執筆はこの需要に応えるものであり、ファイナンスの重要性を説くとともに、具体的な手法や実践につなげる内容が豊富に盛り込まれています。

内容を一部紹介

本書は以下のような構成になっています。

- Part1 なぜファイナンスは重要なのか：ファイナンスの意義を考える。
- Part2 ファイナンスの基本用語：基礎知識を提供。
- Part3 スタートアップファイナンスを取り巻く環境：現代のファイナンス環境の理解。
- Part4 スタートアップのファイナンス関連用語：押さえておきたい専門用語。
- Part5 スタートアップのエクイティファイナンス：資本調達の視点。
- Part6 スタートアップのデットファイナンス：負債による資金調達の具体的手法。

事例を交えながら、これらの情報は実務に即した内容となっており、起業家のみならずファイナンスに関わるすべての人にとって貴重なリソースとなることでしょう。

実務者によるコメント

特に若林哲平氏は、自身のnoteで本書における「スタートアップのデットファイナンス」のパートに関して、具体的なポイントや想いを共有しています。起業を志す方やその支援者が、ファイナンスの知識を深める絶好の機会になることを意図して執筆されたことが伺えます。

著者について

村上氏はファイインディールズの代表であり、長年にわたり日本の金融界で経験を積んできたプロフェッショナルです。一方、若林氏は株式会社INQのCEOとして、スタートアップの融資支援に特化し、多数の成功事例をもつ実践者です。彼らの豊富な経験が本書の信頼性を高めています。

まとめ

スタートアップが発展するためには、ファイナンスの知識と実践が不可欠です。『60分でわかる！ファイナンス超入門』は、その名の通り、誰もが理解しやすい形で基礎から実践まで学ぶことができる一冊です。この本を手にすることで、多くの起業家が自らのビジネスをより強固なものにする手助けを得られることを期待しています。