「みずむすびマネジメントみやぎ」は、メタウォーター株式会社が代表企業として参画する「宮城県上工下水一体官民連携運営事業」の事業会社です。この度、内閣府が主催する「第1回PPP/PFI事業優良事例表彰」において、他の模範となる特に顕著な実績を有する事業に送られる「大臣賞(人口 20 万人以上の地方公共団体、国等で事業化された事例部門(部門A))」を、宮城県企業局と連名で受賞しました。
受賞理由は、複数の浄水場などを一体的に運営する、分野横断・複数施設型のウォーターPPPの先導的な事例として、以下の3点が評価されたためです。
1. デジタル技術の活用
経営管理、維持管理、改築の情報を一元化し、効率的な運転管理、保守点検、監視などを実現しました。
2. コスト削減と公共サービス水準向上
20年間の長期事業で337億円のコスト削減を実現するとともに、水道料金引き下げなどの公共サービス水準の向上、脱炭素による環境負荷低減などを図りました。
3. 地域への貢献
地域の水インフラを支える会社の設立に伴い多数の地域人材を雇用するとともに、SPC構成企業として地元企業が参画するなど地域経済に貢献しました。
「みずむすびマネジメントみやぎ」は、今後もデジタル技術を活用した革新的な水インフラ事業を推進し、地域社会の発展に貢献していくとのことです。