女優の川栄李奈さんが、厚生労働省の「上手な医療のかかり方」プロジェクトの新大使に就任し、新CMに出演することが発表されました。
このプロジェクトは、令和元年度からスタートし、医療現場の現状を国民に伝えるとともに、適切な医療機関への受診を促すことを目的としています。
今回公開された新CMは、「よかったけど、なんか気になる。」というキャッチフレーズのもと、日常的な会話の中に医療現場の課題を投げかけることで、視聴者に疑問を抱かせ、行動変容を促す内容となっています。
CMでは、カフェで男女が会話している場面からスタートし、川栄さんがその会話を耳にした後、「よかったけど、なんか気になる。」と一言。
「医療の現状篇」では、医師も人間であり、常に働き続けられるわけではないという現実を浮き彫りにし、医療現場への理解を深めることを目指しています。
「救急車篇」では、救急車を呼ぶか迷った際に、#7119に電話で相談できることを紹介。適切な医療機関への受診を促すとともに、救急車の適切な利用を呼びかけています。
川栄さんは、新CMについて、「多くの方に“上手な医療のかかり方”を知っていただく為に大使として頑張ります。」と意気込みを語っています。
CMは、11月12日から「上手な医療のかかり方」公式サイトおよび厚生労働省公式YouTubeアカウントで公開され、11月13日からはBS主要5局で放送されます。
今回のCMを通して、医療現場の現状への理解を深め、適切な医療機関への受診について改めて考えるきっかけとなることが期待されます。