i-PROのウェアラブルカメラが警察庁の取り組みに採用
i-PRO株式会社が自社のウェアラブルカメラを警察庁の地域警察ウェアラブルカメラモデル事業に供給することが決まりました。この取り組みは、地域警察官の職務執行状況を正確に記録し、効果的な業務運営を目指すものです。このモデル事業は、2025年8月下旬から警視庁、大阪府警察、福岡県警察の3箇所で約3ヵ月間実施されます。
i-PROのウェアラブルカメラの特長
このウェアラブルカメラは、北米の多くの警察機関での導入実績があり、その高い信頼性からも注目されています。特に、過酷な環境に耐えうる設計となっており、
各種のセキュリティ対策が施されています。たとえば、データはパスワードロックされた内蔵microSDカードに保存され、万一カードが抜き取られた場合でも再生ができません。また、映像の偽造判定機能により、物的証拠の信頼性も強化されています。
防塵・防水・耐衝撃のタフ性能
このカメラはIP67規格に準拠しているため、防塵・防水性能も非常に高いです。粉塵の侵入を防ぎ、水深1メートルで30分間の浸漬に耐えることができます。さらに、米国国防総省の設定したMIL-STD-810Hの耐衝撃基準も満たしており、タフな環境での映像収録が可能です。長時間の任務をサポートするため、大容量バッテリーを搭載しており、最大12時間の連続使用が可能です。
音声記録機能による活用の幅
また、4つのマイクにより、周囲の音声をクリアに録音することができ、必要に応じて音声記録をミュートにすることも可能です。これにより、現場の状況をより的確に伝えることができるでしょう。
日本製の信頼性
すべての製品が日本国内で製造されているため、品質への信頼性も高いです。公共性の高い場面での使用にも安心して対応できる設計となっています。操作もシンプルで、特に手袋を使用している場合でも大きなボタンでの操作が可能です。
活用シーンとその意義
警察官による街頭活動では、こうしたカメラがどれほど重要な役割を果たすかは明らかです。現場での出来事をリアルタイムに記録することは、公共の安全に貢献するだけでなく、万が一の不正行為を防ぐための重要な措置ともなります。i-PROは、映像技術を通じて社会の安心・安全を支え、公正で持続可能な社会を目指しています。これによって、より良い社会の実現に寄与することを目指します。
おわりに
i-PROのウェアラブルカメラの導入によって、警察庁の施策がより実効性を持つことが期待されます。これからの社会において、映像記録は重要な証拠となるだけでなく、安全対策の要となっていくことでしょう。今後も、i-PROの技術が社会にどのような影響を与えていくのか、注視していきたいと思います。
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