TanoBa合同会社が孤独解消に向けた新たなステップへ
TanoBa合同会社(東京都世田谷区)は、創業から2年を迎えるにあたり、新たに「(仮称)望まない孤独解消Labo」の設立に向けて動き出しました。この取り組みは、「世の中から孤独をなくす」というパーパスを掲げた、ヤフー卒業生3名の手によるものです。孤独感の増加がさまざまな要因によるものであることを鑑み、このLaboでは具体的な解決策を共創していくことを目指しています。
孤独と孤立の現状
近年、特にコロナ禍以降、多くの人が孤独感や孤立を経験しています。現代の社会構造やテクノロジーの進化が、この問題をさらに深刻化させています。孤独は、精神的及び身体的健康を脅かし、社会全体の幸福度にも悪影響をもたらすことが分かっています。こうした課題に向き合い、特殊なソーシャルビジネスの形で社会的つながりを再構築することが求められています。
望まない孤独解消Laboの設立目的
「(仮称)望まない孤独解消Labo」は、多様な関係者と協力し、孤独や孤立をテーマにした具体的な対策を見出す拠点です。これにより、孤独を体験する可能性が誰にでもあることを認識し、その解決に向けた「ソーシャル・フィットネス」の向上を狙います。さらに、ビジネス視点から孤独問題を再構築することで、新たな実践者の育成にも寄与します。
今後の展望とアクションプラン
今後は、行政や企業、非営利団体などの協力を得ながら、「望まない孤独解消Labo」の具体的な活動を促進するためにネットワーキングイベントを企画しています。これにより、孤独・孤立を防ぐための参加機会とコミュニケーションの場を創出していく方針です。まずは2025年上期中に、孤独問題に取り組む団体のネットワーキングイベント「(仮称)望まない孤独を解消するための処方箋」を構想しています。
TanoBaとタノバ食堂
TanoBaはこれまでにも、自由価格制で食事と対話を楽しむ「タノバ食堂」を運営し、延べ400名以上の参加者を迎えてきました。このプログラムは、食事を通じて新たな人間関係を築く場を提供しています。料理人やボランティア、そして参加者全てが共創し合うことで、孤独解消に向けた積極的なアプローチを実現しているのです。
TanoBaの思い
和解の場を設け、孤独や孤立に対する意識を高めたいと考えるTanoBaは、「(仮称)望まない孤独解消Labo」を通じて、社会に貢献するための一歩を踏み出します。代表の宮本義隆は、孤独問題に対する備えの必要性を訴え、災害時の準備の重要性に例え、読者にもこの問題を共に考えて欲しいと呼びかけています。具体的な解決策を模索し、未来に向けてのアクションを共にしていきましょう。
TanoBaの詳細
- - 公式サイト: TanoBa
- - 住所: 東京都世田谷区野沢2-7-12
- - 設立: 2023年3月21日
- - 代表: 宮本義隆
- - 資本金: 100万円
TanoBaは、孤独や孤立と言った現代の課題に立ち向かい、持続可能な未来を目指して活動しています。