生成AI活用普及協会に5名の新メンバー参画！今後の展望と社会実装への期待

生成AI活用普及協会に5名の新メンバーが参画

2023年5月10日に設立された一般社団法人生成AI活用普及協会（GUGA）に、新たに5名が参画することが発表されました。GUGAは、生成AIの活用スキル習得と可視化を推進することで、企業における人材評価やキャリア形成、学生の就職活動支援などを目指す団体です。

今回参画したメンバーは、各界の第一線で活躍する専門家たちです。経済産業省や内閣官房で要職を歴任し、現在は社会保障経済研究所代表を務める石川和男氏、AI教育事業で実績を上げる株式会社10X代表取締役の木内翔大氏、元日本マイクロソフト株式会社業務執行役員でDXやビジネスパーソンの生産性向上に精通する澤円氏、元総務副大臣でIT戦略に携わってきた内藤正光氏（事務局長）、そして公認会計士・税理士の渋佐寿彦氏（顧問）が新たに理事に就任しました。

新メンバーの経歴とメッセージ

それぞれのメンバーの経歴と、GUGAへの参画意図を示すメッセージは以下です。

理事　石川和男氏
経歴：経済産業省、内閣官房、社会保障経済研究所代表、算数脳育研究会代表理事など
メッセージ：AIは人類が作り出した技術であり、経済や社会を支える重要な存在です。しかし、AIは日々進化しており、私たちはその進化に追いつけているか、という疑問があります。AIを正しく使いこなせる人材育成が重要であり、GUGAはそのためのインフラを創っていきたい。

理事　木内翔大氏
経歴：株式会社10X代表取締役、元株式会社SAMURAI代表取締役、AIエンジニア、プログラミングスクール運営
メッセージ：生成AIの登場により、「人類がテクノロジーにより労働から開放され、自分らしく生きる社会」の実現に近づきました。今後5〜10年で大きな変化が起こると予想され、その中で多くの人がAIを正しく活用できるようサポートしたい。

理事　澤円氏
経歴：株式会社圓窓代表取締役、元日本マイクロソフト株式会社業務執行役員、マイクロソフトテクノロジーセンターセンター長
メッセージ：1990年代のインターネット時代からIT業界に携わってきた経験から、AIの大きな波が押し寄せていることを実感しています。AIとどのように向き合っていくべきか、教科書のない世界を一緒に進むためのお手伝いをしたい。

事務局長　内藤正光氏
経歴：NTT、参議院議員、総務副大臣
メッセージ：物理学を専攻し、IT化推進に貢献してきた経験を活かし、生成AIの活用普及に全力を注ぎます。生成AIは日本の活性化に繋がる可能性を秘めている一方、社会規範や倫理とのバランスが重要です。

顧問　渋佐寿彦氏
経歴：公認会計士・税理士、虎ノ門会計グループ代表、虎ノ門有限責任監査法人理事長
メッセージ：生成AIの社会実装は日本の生産性向上に大きく貢献する一方、技術の進歩を取り入れながら標準化を進めていくことは困難を伴います。GUGAの取り組みを期待しており、健全な発展に貢献したいと考えています。

GUGAの今後の活動

GUGAは、2023年5月22日に正式ブランドデザインのウェブサイトを公開予定です。現在、ウェイティング登録を受け付けており、AI活用に関するスキル習得・可視化を推進するための活動に参画できる企業や個人を募集しています。会員制度も準備中で、コミュニティ内での意見交換や研修の受講、資金調達などの支援を提供する予定です。