秋の味覚を楽しむ「掛川栗ヌーボー2025」の魅力と新作スイーツ

秋の味覚、掛川栗ヌーボー2025

静岡県掛川市に本社を置く株式会社たこ満が、自社農園「くりくり園」で育てた掛川栗を使った新しいスイーツ、「掛川栗ヌーボー2025」を開催します。このイベントは、2025年9月6日（土）からスタートし、地域の特産品である掛川栗を楽しめる絶好の機会となっています。

今年の目玉スイーツ「掛川栗のマロンシェ」

中でも注目されるのが、「掛川栗のマロンシェ」という新作の焼き菓子です。フィナンシェ生地に掛川栗ペーストを練り込み、さらにごろっとした栗を加えた贅沢な仕上がり。口に入れた瞬間、栗のほっくりとした甘みと、焦がしバターの香ばしい香りが広がり、まさに秋を感じさせる一品です。

地域を守るための「くりくり園」の取り組み

自社農園「くりくり園」は、今年で4年目の収穫を迎えました。掛川は日本屈指の栗産地ですが、高齢化や後継者不足により、ここ数年で数多くの栗園が廃業に追い込まれています。この状況に対抗すべく、たこ満は2021年に契約栗園を引き継ぎ、自社農園として新たにスタートを切りました。社員が中心となって、日々管理や収穫を行っています。

これまでの実績として、2023年には1,989kg、2024年には1,532kgの栗を出荷しています。猛暑や水不足の影響も受けながらも、安定した栽培を目指し、環境に配慮した取り組みを続けています。

素材の魅力を届ける加工と流通

たこ満では、収穫から出荷までを自社で完結させる取り組みを実施しています。毎朝行う収穫作業から出荷作業まで、すべて手作業で行い、県内の製菓原料加工業者と連携して、素材の鮮度と品質を守ったまま加工を行っています。これにより、できたての美味しさをお届けすることが可能です。

さらに、販売スタッフも定期的に農園の管理作業を体験し、現場を知ることで商品の魅力をしっかりと伝えることに努めています。

限定スイーツと新店舗「アトリエテラス」

また、新店舗「掛川森林果樹公園アトリエテラス」も2025年7月にオープンし、「掛川栗ヌーボー」に合わせた限定スイーツが提供されます。自社農園の栗を使用した焼きたてのポップオーバーや、自家製モンブランクリームを使った特別な一皿を味わえることも魅力です。

多彩な秋のスイーツコレクション

「掛川栗ヌーボー2025」では、「掛川栗のマロンシェ」をはじめ、「掛川栗モンブラン」や「生栗きんとん」など、さまざまなスイーツが登場。そして、毎年1万個も販売される人気のモンブランは自社農園の栗をたっぷり使った贅沢な一品です。

このほかにも、秋の定番スイーツも数多くラインナップされ、地域の味を楽しむ素晴らしい機会となっています。ぜひ、自社農園「くりくり園」で育てられた掛川栗の味わいを、秋のひとときにご堪能ください。