OPEN CARE CHALLENGE
2025-06-27 09:26:06

介護の未来を切り開く「OPEN CARE CHALLENGE2025」公募のご案内

介護の未来を考える新しい試み「OPEN CARE CHALLENGE2025」へご参加を



2023年3月、経済産業省がスタートさせた「OPEN CARE PROJECT」は、介護を個人の課題から社会全体の話題へとシフトさせることを目指しています。このプロジェクトの一環として、2025年に向けた「OPEN CARE CHALLENGE」が始まりました。この取り組みは、さまざまな主体が介護について新しい見解を持ち、積極的に議論を交わし、課題解決に向けたアクションを推進することを目的としています。

背景と課題



日本の高齢化が進む中、仕事を持ちながら家族の介護を行う方々が増え続けています。その結果、年間約10万人が「介護離職」を余儀なくされています。仕事と介護の両立が困難になることで生じる労働生産性の低下や経済損失は、2030年には約9.2兆円に達すると予測されています。介護に関する報道が育児に関するものの約3分の1という現状は、介護に対するリテラシーを育てる大きな障害となっています。

こうした課題に対し、よりポジティブなアプローチを取り、介護の現状を社会に広めることが重要です。介護に関わるすべての人々が、実態を理解し合い、共にサポートし合うための基盤が求められています。

「OPEN CARE CHALLENGE」の具体的な内容



「OPEN CARE CHALLENGE」は、介護当事者、業務従事者、メディア、クリエイター、企業など多様な主体を統合し、介護に関する新たな切り口や議論を提供したいと考えています。この取り組みでは、2025年度に向けて、介護に関したオープンな議論と新しいアイデアの具現化が行われます。具体的には、介護に関する斬新な企画や事業を考えている個人や団体、企業を募集し、その仮説を実現するために多面的に支援します。

採択されることで、事務局と共に複数回のセッションを実施し、企画のブラッシュアップを図ります。そして年度内には試行実施を目指し、社会で実際に運用可能な形へと持っていく予定です。

参加対象と応募方法



「OPEN CARE CHALLENGE」に参加できるのは、介護の問題を専門的な観点からさらに進化させたい企業や団体、日々介護に携わる中で新たなアイデアがある方々、さらにクリエイティブに介護の課題解決に関心がある学生やデザイナー、企業などです。

応募期間は、令和7年の6月27日から7月31日まで。公募説明会も開催され、その後事務局による審査が行われ、採択通知が発送されるという流れになっています。事業が開始されるのは令和7年の9月を予定しており、その後キックオフや各種セッションが計画されています。

詳細情報



「OPEN CARE CHALLENGE」の詳細については、特設WEBサイトを訪れることで確認できます。介護をオープンにし、新しいアイデアを社会実装へと繋げるこのプロジェクトに、ぜひご参加ください。

OPEN CARE PROJECTへアクセスして、あなたのアイデアを社会に届ける機会を手に入れましょう。

お問い合わせ



興味のある方は、OPEN CARE PROJECT PR事務局までご連絡ください。メールアドレスは:exl-opencareproject2025★meti.go.jp([★]を[@]に置き換えてください)。


画像1

画像2

会社情報

会社名
OPEN CARE PROJECT PR事務局
住所
東京都千代田区霞が関1‐3‐1
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。