伊丹市、新機能追加で子どもたちの安全を強化
伊丹市は、市の安全と安心を守るため、地域のカメラを活用した見守りサービス「まちなかミマモルメ」を展開しています。このサービスは、2016年3月から始まり、今では約1,200箇所に設置された安全見守りカメラにビーコン受信器が連携されており、ビーコンの発信器を持つ子どもや高齢者がそのエリアを通過すると、家族や保護者に通知を行う仕組みです。
新しい機能の概要
この度、伊丹市と株式会社ミマモルメは、新たに「普段行かない場所での検知通知機能」を追加することを発表しました。これは、子どもや高齢者が普段は行かない場所でビーコンが検知された場合、保護者のスマートフォンアプリにプッシュ通知が送信されるというものです。また、通過履歴には通常のアイコン(青)とは異なり、アラートの場合はオレンジのアイコンが表示される仕組みとなっており、保護者が迅速に異変に気づけるようになっています。
この機能追加により、想定外の行動を取った際にも、早期に発見し、必要な対応を取ることができるため、より一層の安心が図られることが期待されています。
利用開始日と今後の展開
新機能は2025年3月27日から提供が開始される予定です。まずは伊丹市のユーザーを対象に提供され、その後、段階的に他の地域でも利用できるようになる計画です。このサービスは、子どもや高齢者の安全を守るための強力なツールとして、多くの方に利用されることでしょう。
ミマモルメの概要と事業内容
ミマモルメは、大阪市福島区に本社を置き、阪急電鉄全額出資で設立された企業です。主にあんしん事業を展開しており、地域の安全を守るために多岐にわたるサービスを提供しています。具体的には、見守りサービスだけでなく、教育事業に関連したプログラボも展開しており、若い世代の育成にも貢献しています。
詳細な情報は公式ホームページ(
ミマモルメ)やプログラボ(
プログラボ)をご覧ください。
まとめ
新機能「普段行かない場所での検知通知機能」の追加により、伊丹市の「まちなかミマモルメ」はさらなる安全対策を強化しました。保護者にとって、子どもの安全を守るための心強い味方となることでしょう。地域全体で見守るこの仕組みが拡充されることで、伊丹市の住民の安心感が一層高まることが期待されます。