東京二八そば:名物そばの魅力に迫る記者発表会の模様
2020年12月16日、東京・神保町にて、「東京二八そば」ブランド誕生からの1周年を祝う記者発表会が開催されました。このイベントには、女優の武田梨奈さんと歌舞伎俳優の市川猿之助さんが登壇し、二八そばの魅力を伝えました。
東京二八そばとは
「東京二八そば」とは、そば粉8割と小麦粉2割からなる独特の黄金比で打たれたそばで、江戸から東京へと受け継がれてきた伝承の味です。このブランドは、東京都麺類協同組合が立ち上げ、現代の消費者に向けてその技術を磨いているものです。
記者発表会の内容
発表会の冒頭では、東京都麺類協同組合の代表理事、田中秀樹さんが「東京の高品質で美味しいそばを未来に繋げる」というビジョンを語りました。
続けて、武田梨奈さんと市川猿之助さんが二八そばの「利きそば」や「つゆ食べ比べ」に挑戦し、その結果も盛り上がりの一因となりました。二八そばの食べごたえや風味について語る際に、武田さんは、「自然薯のとろろをかけて食べるのが好き」とコメントし、「粋な食べ方をしてみたい」と、憧れの食べ方について語りました。
市川さんは、「二八そばの店では、注文した料理が届いたらさっと食べて、すぐに帰るのが粋」と持論を述べ、両者ともそばの食文化に対する愛情を感じさせる発言をしました。
来年への想い
イベントの中で、武田さんは「傍」という漢字を選び、その理由を語りました。「ファンとの距離を感じた2020年だったが、来年はもっとコミュニケーションを深めたい。」と語りました。一方で市川さんは「粛」という漢字を選び、気が緩んで増加する感染者数に警鐘を鳴らしました。お互いの健康と、そばの文化を守る意味も込められています。
この他にも、12月24日に開催される500食の「年越し天ぷらそば弁当」の振る舞いや、年越しそばの意義についても語られました。市川さんは「年越しそばで災厄を断ち切る」という力強い意気込みを表現し、会場の雰囲気を盛り上げました。
まとめ
今回の記者発表会は、東京二八そばの魅力を伝える貴重な機会であり、多くの人々にその味わいを知ってもらうきっかけとなりました。江戸から続くそば文化の継承と、未来への展望が感じられるイベントでした。これからも多くの人々に愛される「東京二八そば」であることを願っています。
さらに詳しい情報は公式HPをご覧ください。
東京二八そば公式HP