2026年10月、東京を舞台に特定非営利活動法人 日本アクションラーニング協会(WIAL Japan)が主催する国際会議が開催されます。この会議のテーマは「未来をつくるチームの胎動」。AIが業務の意思決定にまで関わる現代において、人間のチームは何のために存在するのかを問い直します。日本にアクションラーニングが導入されてから20年の節目となる本会議には、世界16カ国からの実践家や研究者が参加し、AI時代のチームとリーダーシップのあり方を模索します。
この時代はAI技術の進展、生態系の変化、そして地政学的な問題が同時に影響を及ぼす複雑な状況にあります。アクションラーニングは、組織内での現実的な課題解決と同時に学びを促進する手法として1940年代にイギリスで開発され、日本には2006年に導入されました。今、私たちはAIが計算と最適化を担う未来に立っています。この変革の中でチームは単に業務の効率化を目的とするものではなく、場のエネルギーを保つ存在へとその役割が変わってきています。本会議では、創発・生成型チームリーダーシップ(EGTL)の概念が中心に据えられ、人が協働する新しいあり方が議論されます。
なぜ国際会議が必要なのか
現在、私たちが直面しているのは、AIや地政学、環境問題といった多くの要因が重なり合う複雑な状況です。これに対処するためのチームの形態自体が問われています。アクションラーニングは、提案者たちによる新たなリーダーシップのフレームワーク、EGTLの概念を通じて、これらの問いにアプローチします。公の場でEGTLについて語るのは、アジアでは今回が初めてであり、大きな意味を持つイベントと言えるでしょう。
会議のハイライト
本会議では、アクションラーニングが日本に根付いて20年を迎え、多くの企業がその理念を取り入れる中、数千人のアクションラーニングコーチが育成されてきました。WIAL Japanの代表理事である清宮普美代がConference Chairとして全体を統括します。さらに、アメリカのRandal Joy Thompson博士とKathleen Curran博士が揃って登壇し、EGTLの概念を発表します。彼らはAI時代におけるリーダーシップの新たな視点を提供し、チームに求められる力のあり方を詳しく説明します。
開催概要
- - 名称: WIAL Global Conference 2026 Japan
- - テーマ: The Rise of Future-Making Teams(未来をつくるチームの胎動)
- - 会期: 2026年10月23日(金)・24日(土)
- - 会場: 渋谷QWS
- - 形式: ハイブリッド形式、日英同時通訳あり
- - 主催: 特定非営利活動法人 日本アクションラーニング協会(WIAL Japan)
- - 共催: World Institute for Action Learning(WIAL)
この会議を通じて、参加者はAI時代におけるチームの重要性やリーダーシップの新たな概念について深く考察する機会を得ることになります。現代のビジネス環境におけるチームの役割が転換する中で、どのように人間が価値を提供できるかを問い直す重要な場となるでしょう。将来のチームを形作るための新しいアプローチを共に探求するために、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。