株式会社MintoとSlash Vision Labsが新たなサービスを共同開発
株式会社MintoとSlash Vision Labsが、暗号資産とコンテンツIPの融合による新サービスを共同で開発することが正式に発表されました。これは、両社の専門性を生かし、コンテンツ業界に革新をもたらすことを目指す取り組みです。
協業の背景と目的
Mintoは独自のキャラクターIPを保有し、国内外でライセンスビジネスを展開しています。また、アニメや漫画といったコンテンツIPの展開支援においても豊富な経験があり、これが新プロジェクトに活かされます。一方で、Slash Vision Labsは暗号資産決済に関する豊富なマーケティングノウハウを持ち、ユーザーコミュニティの構築に成功しています。
この協業により、MintoのIPの認知度が向上し、新たなファン層の開拓が期待されると同時に、IPと暗号資産を融合させた新しいビジネスモデルが確立されることを目指しています。両者の強みが合わさることで、これまでにはない魅力的なサービスが誕生することが期待されます。
Slash Vision Labsの役割
Slash Vision Labsは、主に「Slash Payment」と「Slash Card」というプロダクトを展開しています。2022年8月から提供が開始されたSlash Paymentは、Mantle Network、Ethereum、BNB Chainなど、合計9つのブロックチェーンに対応しており、これまでに1億8,000万ドル以上の取引を記録してきました。
さらに、Slash Cardは日本の法規制に準拠したステーブルコインを基にしたクレジットカードで、法定通貨と暗号資産のエコシステムを統合する役割を果たしています。これにより、日常の買い物に暗号資産を利用するためのインフラを提供することを目指しています。このカードは2025年中に提供予定です。
2024年8月には、人気キャラクター「ちぃたん☆/Chiitan☆」の公式トークン「Chiitan☆Coin(CTAN)」をサポートすることも発表されており、IPコンテンツとトークノミクスの統合を進めることが期待されています。
今後の展開
MintoとSlash Vision Labsの協業により、暗号資産を活用した決済手段の普及のみならず、トークノミクスの社会実装によって、クリプトに基づくスムーズな価値移転が可能な社会を実現することが目標です。
今後、両社は国内外での事業展開を積極的に進めていく方針であり、改革を牽引する存在になると注目されています。この新プロジェクトの進展には、業界関係者やファンの期待が高まっています。
会社概要
Minto株式会社
設立年月:2011年8月(商号変更2022年1月)
所在地:東京都港区北青山2-14-4 WeWork the ARGYLE aoyama 6F
資本金:1億円
公式サイト
Slash Vision Labs
所在地:バージン諸島
代表:佐藤伸介
設立:2021年11月23日
Slash Vision Labs
Slash Payment