生理用ナプキン無料提供
2024-08-06 18:36:11

東京工芸大学が生理用ナプキン無料提供サービスを導入した理由と背景

東京工芸大学が生理用ナプキン無料提供サービスを導入



東京工芸大学が、女性学生たちの生理に関する負担を軽減するために、新たに生理用ナプキンの無料提供サービス『OiTr(オイテル)』を導入しました。このサービスは、厚木キャンパスと中野キャンパスの女性トイレに設置されており、2023年7月30日から運用が開始されています。

新たな取り組みの背景



このプロジェクトの目的は、女子学生に対して生理用品を無償で提供し、経済的な負担を軽減することです。特に昨今の物価上昇やコロナ禍に影響される中で、経済的な理由から生理用品を購入できない『生理の貧困』が深刻な社会問題となっています。そのため、大学としてはこの問題に対処するための一歩を踏み出した形です。

『OiTr』は女子学生一人あたり、25日ごとに最大7枚(年間で102枚)の生理用ナプキンを無償で受け取ることができます。この取り組みは、在学生の保護者の会からの支援を受ける形で実施されており、学生たちが安心して学び続けられる環境を整える一助となることを目指しています。

サービスの運用と拡大



オイテル株式会社が提供するこのサービスは、『トイレットペーパーのようにトイレに生理用品が常備される社会を実現したい』という理念から始まりました。生理用品を常時設置することで、女子学生たちが安心して勉強や活動に専念できるよう、QOL(生活の質)の向上を図っています。

すでに2024年の7月末までに、全国27の都道府県で243カ所に導入される計画もあります。これにより、より多くの女性がこのサービスの恩恵を受けられることが期待されています。今後、東京工芸大学でもこの取り組みが広がり、生理に伴うさまざまな負担が軽減されることを望みます。

大学の姿勢



東京工芸大学は、1923年に設立されて以来、テクノロジーとアートの融合を追求し続けてきました。2023年には創立100周年を迎え、これを機に学生たちのサポート体制を一層強化し、安心して学べる環境作りに積極的に取り組んでいく方針です。

生理に関する支援は、その一環として位置づけられ、今後も継続的な取り組みが期待されます。

【オイテル株式会社公式サイト】
https://www.oitr.jp/

【東京工芸大学】
https://www.t-kougei.ac.jp/


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