横浜の飼料実証開始
2026-09-07 10:20:30

横浜市における食品残渣からの飼料タンパク質の創出実証実験を開始

横浜市における革新的な取り組み



株式会社GoldenHarvestは、横浜市が推進する「TECH-PoC」プログラムの一環として、画期的な実証実験を開始しました。このプロジェクトは、市内食品工場で発生する残渣をアメリカミズアブ(Black Soldier Fly, BSF)を用いて飼料用タンパク質に変換することを目指しています。実証実験は2027年2月末まで行われ、市の経済局から200万円の助成金を受けています。

残渣の有効活用


日本では、飼料の74%を輸入に頼っている現状がありますが、毎年国内では500万トンもの飼料として利用可能な食品残渣が発生しています。この貴重な資源をBSFによって活用することで、飼料用タンパク質を安定的に供給する道が開けます。特にBSFは湿潤な環境でも育ち、食材の残渣を無駄なく循環させることができます。

実証実験の進行


この実証実験では、調理系や醸造系、菓子系など、様々な種類の残渣を受け入れ、BSF幼虫を育成します。その成長過程を観察し、生存率や成長パターン、変換効率を記録。その後、収穫したBSF幼虫は乾燥され、「BSFミール」として飼料用に、また搾油されて「BSF油」やフラス(有機堆肥)として利用されます。これにより、残渣ごとのコストおよび収益モデルの構築が目指されます。

取り組みの背景


近年、国産の飼料供給へのニーズが高まっていますが、飼料の粗タンパク含有率を決定するには、具体的な実証データが必要です。GoldenHarvestの努力は、この分野における知見を深め、日本の飼料産業を支える基盤を築くものです。

GREEN×EXPO 2027への期待


この実証の終了日は、横浜で開催されるGREEN×EXPO 2027にちょうど重なります。この国際園芸博覧会では、食品残渣から生まれたフラスが土壌改良材として役立つため、持続可能な資源循環の一例を示すことが期待されます。GoldenHarvestはこの成果を通じて、地域資源の循環モデルを発信することを目指しています。

パートナーシップの呼び掛け


この取り組みでは、横浜市内の食品工場や給食事業者に対して、残渣の提供を呼びかけています。企業が処理にコストをかけて廃棄している残渣が、実は飼料原料としての価値を持っていることを示すことで、地域の資源循環を実現したいと考えています。サンプルの提供は少量で済み、費用負担はありません。市内の農家や市民農園にもフラスの利用を促進することで、地域全体の持続可能な循環を一緒に築いていくことができればと考えています。

まとめ


株式会社GoldenHarvestの挑戦は、食品残渣を無駄にすることなく、循環型社会の構築に向けた重要な一歩です。地域の業者との連携を強化しながら、より多くの人々にこの取り組みの重要性を伝えていくことが求められています。この実証実験が成功することで、持続可能な飼料供給体制の確立とともに、地域資源の新たな価値を発見するきっかけになることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社GoldenHarvest
住所
東京都千代田区内神田1-9-5SF内神田ビル 8F
電話番号

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