福島県郡山、AI人材育成の新たな取り組み
福島県郡山市に本社を構える株式会社葉月は、中小建設業としての企業活動を一新し、AI人材育成に乗り出しました。2026年5月から始まる社内変革に向けて、まずは一人の社員がAIリスキリング講座を受講し、その知識を他の社員に広める「種まき型」のアプローチを試みています。
企業の背景
株式会社葉月は、ガラスやサッシの専門工事業者として60年以上にわたり地元の郡山市で事業を展開してきました。新たに社長に就任した森村太一氏のもと、時代の流れに合わせた改革を目指す決意が固まったのです。特に、地方の中小企業が置かれているデジタル化の遅れに対抗するため、AIの力を借りることが急務だと感じています。大手企業と比較して、依然アナログな業務が多い地域の建設業において、革新が求められる所以です。
AI人材育成への取り組み
まず一人の社員がAIリスキリング講座を受講し、12時間を超える集中講義で生成AIについての基礎から実務応用まで学びました。全社員が同時にAIを学ぶのではなく、一人の種まき役が知識を周囲に拡散していくことで、より多くの社員がAIを使ってみるきっかけを作る狙いがあります。
AI活用の普及
リスキリングを経た社員はこの知識をもとに社内研修を実施。AIの実際の活用法を社員に伝授し、実践的な体験を通じてAIの親しみやすさを感じてもらっています。具体的には、AIの基礎教育や業務にどのように役立てるかを分かりやすく解説。社員の反響も好意的で、たくさんの人が意欲を持って AIを使うようになっています。実際に受講した社員の声も、AI技術への理解を深めるきっかけになったと語っています。
今後の展望
「知恵」で新しい未来を豊かにすることを目指す葉月。建設業界としてのデジタル化はまだまだ道半ばですが、この一歩一歩が業界全体を前進させる助けになることを願っています。今後も社内での日報の電子化や見積書の自動作成など、業務の効率化を進めていく予定で、各社員の負担軽減にも寄与していく方針です。
会社概要
中小建設業が先端技術を積極的に取り入れる姿勢は、今後の地域経済の発展に大きな影響を与えることでしょう。