ユビー生成AI導入
2026-07-02 13:41:39

九州がんセンターがユビー生成AIを導入し医療業務の効率化を実現

九州がんセンターが進めるAI活用の新たな挑戦



九州がんセンターが、医療の業務改革として「ユビー生成AI」を導入しました。この取り組みは、独立行政法人国立病院機構の中で初めての試みとなります。医師の負担を軽減し、より患者に向き合う時間を設けるための新たなステップです。

医療業務の課題



近年、医療現場では働き方改革が進められ、医師の待機時間の短縮や業務の効率化が求められています。それに伴い、九州がんセンターでは職員が行う記録業務や事務作業の軽減が大きなテーマとなっています。特に、がん専門病院として、患者への質の高い医療を提供する必要性が高まっており、そこで「ユビー生成AI」の導入が決まりました。

安全に進める体制



導入に際して、九州がんセンターは利用規程やガイドラインを整備。AIが生成したデータは初期の下書きとし、最終的な確認は必ず医療従事者が行うという安全な運用体制を確立しました。これにより、電子カルテと連携した情報が安全に処理されるようになり、毎日午前1時に電子カルテの前日データが自動的に連携される環境が整いました。

四つの具体的な活用事例



1. 初診支援の自動化: 医師事務作業補助者が紹介状から初診カルテを自動作成。入力時間が平均22分から12分に短縮され、月に約50時間の業務時間が生まれました。

2. 退院サマリー支援: AIを用いて退院サマリーや診療情報提供書の下書きを生成。患者の生の声を抽出することで、情報の質も向上しました。

3. インフォームドコンセントの記録: 患者への説明とカンファレンスの録音データから数分でカルテの記録を生成できるようになり、看護師の負担が軽減。患者に対する対応時間が増えました。

4. 会議運営の効率化: 会議の音声から議事録を自動生成することで、作成時間を70%削減し、議論に集中できる環境を実現しました。

成果と今後の展望



この取り組みを通じて、医師事務作業補助者の業務は年間600時間以上も軽減され、議事録も短時間で出力可能になりました。今後は九州がんセンター全体でのAI活用を進め、医療DXの普及を牽引していく予定です。

副院長の益田宗幸氏は、AI技術が医療の未来を大きく変えると期待を寄せており、「患者中心の医療がさらに発展する」と語っています。九州がんセンターの取り組は、全国の医療機関に良い影響を与えることでしょう。

薬の適切な管理や患者への情報提供といった業務に注力するため、さらなる技術の導入と改善が今後期待されます。医療現場の進化は、我々の健康にとって欠かせない要素となるでしょう。


画像1

会社情報

会社名
Ubie株式会社
住所
東京都中央区日本橋本町三丁目8番4号 日本橋ライフサイエンスビルディング4 5F
電話番号
03-6778-4016

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。