株式会社ヌーラボ(福岡県福岡市)は、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」の有料契約数が15,000件を超え、オンラインホワイトボードツール「Cacoo」の累計利用者数が400万人を突破したことを発表しました。これにより、ヌーラボプロダクト群が多くのチームにおけるコラボレーションの基盤として機能していることが示されました。
「Backlog」と「Cacoo」のサービス概要
2005年に登場した「Backlog」は、チームがプロジェクトを効率的に管理し、情報を共有できるツールです。このサービスは使いやすいユーザーインターフェースを持ち、幅広い業界や職種に対応しています。タスクや情報の透明性を高めることで、チームの生産性を向上させています。特に、親しみやすいデザインとオールインワンの機能が評価されており、2025年11月時点の有料契約件数は15,000件にも達しました。
一方、2010年に登場した「Cacoo」は、共同でアイデアを共有し業務の流れを視覚化するためのオンラインホワイトボードです。これにより、会議やワークショップにおいて意見をまとめたり合意形成を図ることが容易になります。現在、このツールの累計利用者数は400万人を超え、国内外で広がりを見せています。
チームワークマネジメントへの取り組み
ヌーラボは、チームが安定して前へ進むためには目的共有や役割明確化、リーダーシップ、コミュニケーション設計、そして心理的安全性などが重要であると考えています。このような考え方を「チームワークマネジメント」と名付け、チームをうまく機能させる5つの要素を支援する機能の開発に注力しています。このアプローチを通じて、ヌーラボはチームが安心して協働できる環境を整え、更に良いチームワークを実現していくことを目指しています。
サービスの進化と今後の展望
ヌーラボは異なる職種や部門からなるチームが共通の目標に向かって自律的に協力することを促進する「チームワークマネジメント」を提唱しており、PDCAサイクルを円滑に回すための包括的なサービスを提供しています。2025年6月には「Backlog」が20周年を迎えることから、特設サイトも公開され、これまでの歩みや将来の展望が紹介されています。
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Backlog公式サイト
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Backlog20周年特設サイト
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Cacoo公式サイト
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Nulab Pass
株式会社ヌーラボ概要
本社は福岡県福岡市中央区で、東京や京都にも事務所を構えています。代表者は橋本正徳氏で、ウェブサイトで詳細な情報が提供されています。発表された情報はいずれも発表時点のものです。今後もヌーラボのサービスがチームワークを支える重要な基盤としての役割を果たしていくことが期待されます。