地域貢献を核に成長するctcの「げんきのまど」10周年イベントの魅力

地域貢献を核に成長する「げんきのまど」10周年イベントの魅力

中部地域に「コミュファ」を提供する中部テレコミュニケーション株式会社（ctc）が、地域貢献活動の一環として展開している「げんきのまど」プロジェクトが10周年を迎え、特別イベントを開催しました。このプロジェクトは、愛知県名古屋市を拠点に、地域に対する恩返しを目指して始まり、今では多くの人々に愛される取り組みとなりました。

「げんきのまど」とは？

「げんきのまど」とは、病院内に設置された大型モニターを利用して、水族館や動物園からの双方向ライブ中継を行い、子どもたちに新しい体験を提供するプロジェクトです。この活動は、地域住民に日頃から利用されている通信設備と社員の力を活かし、入院中の子どもたちに喜びを届けることを目的としています。

この取り組みは、2014年12月からスタートし、これまでに「南知多ビーチランド」や「豊橋総合動植物公園のんほいパーク」など、約20の施設からのライブ中継を通じて、延べ252回ものイベントを実施してきました。

10周年記念イベントの開催

2025年2月10日、名古屋音楽大学の卒業生による打楽器アンサンブルチーム「BIRTH」とのコラボレーションにより、5つの病院との同時接続による特別な演奏を行うイベントが開催されました。通常は1つの病院に対して中継を行いますが、今回は特別に複数の病院で同時に中継を行い、より多くのお子さまたちに音楽を楽しんでもらいたいという思いからの試みです。

参加した子どもたちは、演奏を通じて心温まる体験をし、普段の病院生活では味わえない貴重な時間を持つことができました。病院でのイベントを通じて、地域のつながりと心の絆がさらに深まったことでしょう。

感謝の気持ちを忘れずに

イベントに参加したすべての子どもたちの笑顔を見て、ctcがこの10年間の活動を通じて培った信頼と感謝を再確認しました。本プロジェクトの成功には、協力いただいた病院や中継施設、そして地域社会の皆様の支えが不可欠でした。今後も「げんきのまど」を通じて、地域に新たな出会いや体験を提供し続ける決意を新たにしております。