新たな無人販売店舗「蓮田GO」が誕生!
2024年3月27日、東北自動車道の蓮田サービスエリアに、省スペースを活用した無人販売店舗「蓮田GO」がオープンします。この新しい試みは、NEC東日本と共同で事業を展開するエリアトラクト、TOUCH TO GOが手掛けるもので、既存の店舗形態に革新をもたらすことが期待されています。
「蓮田GO」は、売店の約7㎡の面積を持ち、24時間営業を実施。沿線の名物やお土産を取り扱い、一般の土産売り場では手に入らない商品も揃えているのが特徴です。さらに、キャッシュレス決済対応によって、支払いもスムーズに行えます。具体的には、バーコード決済、電子マネー、クレジットカードによる支払いが可能です。
店舗設計には、「TTG-SENSE SHELF」という新型の陳列棚が採用されています。この棚は、カメラとセンサーを内蔵しており、商品を取り出す際にスムーズな会計を実現します。買い物客は、商品を手に取るだけで、レジでのスキャンが不要となり、迅速にお会計が済ませられる仕組みです。
この「蓮田GO」は、去年度にオープンした東部湯の丸サービスエリアの無人店舗に続く2店舗目となり、さらなる店舗展開が期待されるものです。顧客サービスの向上を目指し、無人化によって運営効率を高めることができる点も見逃せません。
無人販売制度を導入した背景には、サービスエリアやパーキングエリアにおける人手不足があります。「蓮田GO」は、独立した区画でも営業可能なため、店舗スペースの制約を受けずに安心して利用できる施設として成長していきます。
今後の展開
「蓮田GO」での運営が順調に進めば、他のサービスエリアやパーキングエリアへの展開も進められます。このイノベーションにより、将来的にはサービスエリア全体の業務効率が改善し、依然として課題となっている担い手不足の解消にも寄与することが期待されます。
どんな商品があるの?
現時点で購入可能な商品には、千本松牧場の「赤まるチーズケーキ」や、いづみやの「那須 DORACAKE」など、地域の特産品が揃っています。これにより、旅行者はより多様なお土産を選択できるようになっています。
今後は、蓮田サービスエリアの利用客の反応を基に、さらなる商品ラインナップの拡充や、サービスの向上が図られる予定です。無人販売店舗「蓮田GO」は、訪れるすべての旅行者に、新たな体験を提供することでしょう。
この新たな無人販売店舗が、どのようにサービスエリアの風景を変えていくのか、今後の動向に注目です。ぜひ「蓮田GO」に立ち寄り、未来の買い物体験を実感してみてください。