高音質なページング機能を実現する「ArmZ Xシリーズ」
扶桑電通株式会社は、デジタル変革を進める中で、ページング連携機能を強化した新しいプラットフォーム「ArmZ Xシリーズ」を発表しました。このSeriesは、主にクラウドPBX「ArmZ Cloud」と、オンプレミス式のPBX「ArmZ Link」とを基盤に構築されています。
最近、業務におけるコミュニケーション手段として、スマートフォンが欠かせない存在になっています。そこで、「ArmZ Xシリーズ」では、TOA株式会社の「IPオーディオシリーズ」との連携により、スマートフォンからでも高音質でセキュアな放送が可能になる新機能が搭載されています。このシステムは、社内外での音声コミュニケーションをよりスムーズにし、業務効率を向上させることを目的としています。
強化ポイントの数々
「ArmZ Xシリーズ」で特に注目すべきは、以下の3つのポイントです。
1.
高音質音声コーデック「Opus」の採用
- 高圧縮で質の高い音声配信が可能な「Opus」を採用しており、通話やインターネットを介した音声放送に最適です。これにより、音質を損なうことなくデータのやり取りができます。
2.
TLS(Transport Layer Security)によるセキュリティの強化
- データ通信時の安全性を確保するため、TLSプロトコルを使用。これにより、通話相手の認証や通信内容のクラウド上での暗号化が実現し、外部からの不正アクセスを防ぎます。
3.
ユーゼリ体験向上のための機能追加
- 「ArmZ Phone」からのページング放送において、開始と終了時にチャイム音を鳴らす機能を新たに搭載し、放送内容の明確化を図っています。これにより、よりスムーズなコミュニケーションを促進します。
未来のコミュニケーション
VUCA時代の到来とともに、オフィスビルや屋外、さらにはテレワーク環境においても音声コミュニケーションがますます重要になってきています。「ArmZ Xシリーズ」は、これまで以上に効率的かつ安全に、コミュニケーションを行える環境を提供します。
このシステムによってビジネスシーンの変化に応じた効果的なページング放送が可能になり、特に防災や緊急放送の場面で大きな力を発揮することが期待されています。
TOA株式会社の役割と背景
TOA株式会社は、1934年に設立された業務用音響機器と映像機器の専門メーカーです。さまざまな音声放送システムや強化された安全対策を提供し、特に商業施設や公共施設においての情報伝達手段として広く認識されています。
TOAのIPオーディオシリーズは、ネットワーク技術を駆使して、遠隔での監視や操作を行うことができる利便性の高いシステムです。今後も、TOAは革新的なソリューションを提供し続け、品質と安全性の面で業界をリードする存在であり続けるでしょう。
扶桑電通のビジョンと今後の展望
扶桑電通株式会社は、ネットワークソリューションとSIソリューションを中心に、全国54の拠点を持ち、さまざまな業務上の課題に対処してきました。「ArmZ Xシリーズ」の今後の展開には、さらなる機能追加やカスタマイズ、他の技術との連携も期待されています。
これからも「未来のカタチ」を提供し、変化に応じたコミュニケーション環境の実現を目指していくことでしょう。
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