スポGOMI甲子園2025 佐賀県大会の実施
2025年9月13日、佐賀県唐津市で『スポGOMI甲子園2025 佐賀県大会』が盛況のうちに開催されました。このイベントは、若い世代が海洋ごみ問題を考えるきっかけを提供し、環境意識を向上させることを目的としています。参加したのは、15歳から18歳の高校生たちで構成された10チーム、合計30名です。彼らは制限時間内に決められたエリアのごみを拾い、その質と量を競いました。
大会の詳細
この年の大会は、唐津市役所周辺で実施されました。参加者たちは、ゴミ拾いを行うと同時に、仲間とのチームワークや、環境問題への理解を深める貴重な体験を得ています。大会の結果は以下の通りです。
- - 日程: 2025年9月13日(土) 9時30分~12時00分
- - 開催場所: 唐津市役所(住所: 佐賀県唐津市西城内1-1)
- - 参加人数: 30名(3名×10チーム)
- - 主催: 一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
- - 運営: 佐賀県スポGOMI実行委員会
- - 後援: 唐津市役所
優勝の瞬間
競技の結果、唐津西高校の「カッパに変わっておしおきよ~」チームが見事に優勝を果たしました。このチームは、7.35kgのごみを収集し、1,608ポイントを獲得しました。準優勝のチームに対し、654ポイントの差で勝利し、11月末に東京で行われる全国大会への出場権を獲得しました。
優勝チームのメンバーは、「昨年の先輩から学んだことを生かし、ポイントが高いビンやタバコなどを拾う戦略が功を奏した」と語り、次回の全国大会に向けて意気込みを見せました。
収集したごみの総量
この大会で集められたごみの総量は総計26.35kgに達しました。競技終了後、一人の参加者が「普段目にしない場所にも隠れたゴミがたくさん存在することに驚いた」と話しており、参加者たちが実際のごみの現状を認識する貴重な経験となったことが伺えます。
唐津市は海に面していることから、生活空間におけるゴミが海洋ごみ問題に直結していることを意識する活動の重要性が求められています。スポGOMI甲子園は、それを地元の高校生に伝える手段となり、少しでも多くの人に意識を変えてもらうことを目指しています。
未来へつなげる活動
実際に活動を行う中で参加者たちは、海洋ごみ問題の深刻さを改めて考えることができ、環境保護への思いが芽生えたようです。このような取り組みを通じて、自分たちの生活に密接にかかわる環境問題に向き合うことが求められています。
スポGOMI甲子園は、単なるごみを拾う活動ではなく、自分たちの未来を形作るための第一歩を象徴しています。参加した高校生たちの情熱が、海や環境を守る意識の高まりにつながることを切に願います。
組織の紹介
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、このようなイベントを通じて、健康的な体づくりとリサイクル意識の促進を目指しています。未来を担う若者たちが持続可能な社会を築くために必要な知識や経験を与えることが、彼らの成長を助けることにつながると信じています。
公式サイト:
スポGOMI公式サイト
日本財団は、海洋問題や人道支援など幅広い分野で活動を行っており、より良い未来のために積極的に支援を行っています。公式サイト:
日本財団