新型接近警報レーダーシステムで安全な建設現場を実現
株式会社INBYTEが、2024年11月1日に新しい製品「接近警報レーダーシステム」を発表しました。このシステムは、高度なミリ波レーダー技術を用いて、大型建設車両に特化して設計されており、現場での安全性を飛躍的に向上させることを目的としています。
高精度な安全対策
建設現場では、特に大型建設機械の接触や衝突による事故が多発します。こうした事故は労働者の安全を脅かし、重大な損害を引き起こす可能性があります。「接近警報レーダーシステム」は、その高精度なミリ波レーダーにより、周囲の人や車両、物体の接近を即座に検知し、警報を鳴らすことで運転者に警告を発します。
製品の特徴
この新システムは、特に以下の点で優れています。
1.
簡単取付け - 複雑な配線が不要で、運用中の車両にもスムーズに導入可能です。マグネットマウントオプションもあり、車両に穴を空けずに設置できます。
2.
視覚と音による警報 - 高精度な警報システムがインジケーターと連動して働き、危険を直ちに知らせるため安心して作業が行えます。
3.
設定可能な検知エリア - 環境に応じて3つのモードから選択できるため、より効果的な安全対策が可能です。
4.
防水・耐衝撃性能 - IP69Kの防水性能を持ち、15G耐衝撃設計で、悪天候や厳しい環境条件でも高い性能を発揮します。
5.
高画質表示 - オプションの「RC-06C-ALL」モデルでは、ソニー製のカメラを搭載し、高解像度の映像をリアルタイムでモニタリング可能。
製品ラインナップ
「接近警報レーダーシステム」は以下の2モデルから選ぶことができます:
- - RODS-MC: レーダーセンサーとインジケーターを組み合わせたシンプルなモデル。5段階の接近警報を提供。
- - RC-06C-ALL: ミリ波レーダー搭載の高性能カメラとモニターを組み合わせ、3段階の接近アラームと高画質映像を同時に提供。
これにより、建設現場での安全性を一新し、新たなスタンダードを確立することが期待されています。普段の作業環境に最適なソリューションを提供することで、労働者の安全を支えるこの製品に、多くの注目が集まることでしょう。
仕様情報
- - 品名: 接近警報レーダーシステム
- - 型番: RODS-MC、RC-06C-ALL
- - 発売日: 2024年11月1日
- - 価格: オープン価格
- - レーダー周波数: 24.05~24.25GHz
- - カメラ: 1080P 1/2.9” SONY CMOS Image Sensor、赤外線LED搭載(RC-06C-ALL)
- - 検知距離: 最大10M(RODS-MC)、最大8M(RC-06C-ALL)
- - 防水性能: IP69K
- - 電源: 12V / 24V 車対応(DC10V~32V)
- - 認証: Eマーク、FCC、CE、TELEC
このように「接近警報レーダーシステム」により、まずは安全を確保し、その後の作業に安心して取り組むことができる環境づくりを目指します。